フラッシュ暗算で脳トレ

「10個の数秒だけ見えた数字の足し算を頭の中で計算できますか?」 4月の教室でのフラッシュ暗算検定はたくさんの受験者がありました。フラッシュ暗算は、「目で見た数字を頭の中で瞬時に計算する技能」ですが、一種の「脳トレといってよいものかもですねTVでもスーパーキッズの計算技能として取り上げられることも多々あります。 できるようになると、3桁でも4桁でも、それも10口(個)や15口(個)の画面にでてくる数秒の数字を頭の中で計算できるようになります。

教室では、珠算の8級クラスに到達した人からフラッシュ暗算検定に挑戦し始めます。最初の検定の10級ならば、1桁の4口(個)からの計算ですので、易し過ぎる人もいます。その場合は、少し上からチャレンジとなります。練習も一人でできるもので、頭の中でそろばんの珠を動かせる人で、そろばんの珠を記憶したままのトレーニングができるようになるとあっという間にレベルが上がります。目安として2桁10口の数字を計算できるようになれば一つの技能と言えると思いますが、やはり3桁10口はクリアしてもらいたいですね。

そろばん技能の中でフラッシュ暗算はパソコンやスマホを使ってマスターできる技能」ですので、他の人と違った技能として習得するには「時代に合った計算技能」と言えるかもしれません今回の教室の検定では、1級合格の2名から10級の4名合格まで計24名の合格者でした。10問中8問以上の正答率(80%以上)が必要ですので、数字で計算をしてしまう人(それでもできないというわけではありません)とケアレスミスが多い人は連続で不合格の人もいますが、基本のやり方をマスターした人は連続で合格しています。得意、不得意がでる種目かもしれませんが、是非とも全員がマスターしてほしい計算技能ですね。

全川崎珠算競技大会2018年

昨日、4月15日()、川崎商工会議所のKCCIホールで「全川崎珠算競技大会(オール川崎)」が約180名の参加者で行われました。教室からは、今年は小学4年生から中学3年生までの10名の選抜選手が参加し、普段の技能の腕試しをしました。川崎の大会のレベルとしては高い参加基準の大会で、今回は、小学生は珠算3級~準1級合格者以上の6名、中学生は1級合格者4名で臨んだ大会でした。

結果はよく頑張り、「個人総合競技」では、小学生の部、中学生の部に1名ずつ入賞、種目別競技の「読上暗算」も、小学生の部、中学生の部に1名ずつ、「読上算」参加メンバーの半数、小学生の部に3名、中学生の部に2名、「フラッシュ暗算」小学生の部に1名入賞の計10の入賞となりました。

普段の練習は競技会向けにしているわけではありませんが、技能を向上させるためのトレーニングとして競技会の練習はとてもよいもので、今回の練習で「スピードと正確性」をアップさせた人は、次の技能検定に挑戦ですね。

 

4月教場検定結果(速報)2018年

先週実施の4月の教場検定の結果を教室のボードに張り出しています。今回の全体としての結果は、一部の種目と級でダメだったところはありますが、おおむね良好の結果となっています。複数種目受験の4種目受験者は、2人(新2年生と、新5年生)が全4種目合格、1人が3つ合格でした。ほか、3種目受験で、3種目合格者も1名(新4年生)でした。

種目別では、「珠算」は、準1級、準2級が一人ずつ合格、4級は全員合格、5級が玉砕、6級以下は、8級で見取算を失敗した一人を除いて全員が合格です特に、4級合格者のうち2人(新2年生、新3年生)は、つい2か月前の2月検定で5級合格で今回の4月に4級合格の連続合格でした。よく頑張りました。「暗算」は、1級が玉砕しましたが、他の2級以下の受験者は全員合格です。「読上算」は、段と3級・4級が苦戦でしたが、2級と5級以下は全員合格です。「読上暗算」は、1~3級は苦戦でしたが、4級以下は8割以上の合格でした。特に、4級と5級は合わせて10名合格しています。これまで苦戦続きだった2桁の読上暗算ができる人が一気に増加ということですね。さらなる上を目指して頑張って欲しいですね。

次の検定は6月で期間があきます。その間に競技会などがありますので、そちらも頑張ってみましょう。