習い事としてのそろばん(再掲)

今年は例年より早く多くの入学が毎月続いていますが、来年度からの習い事を検討されている方も多い時期になりました。その選択肢の一つに「そろばん」も是非とも入れていただけばと思っています。そのためには、どのようなことが習得できそうか、できるかですね。以前のコメントを少し補足し再掲します。

特に多くの方との話の中で「一定時間保持できる)集中力・忍耐力」「(間違わない)注意力」「(クリアするまで)やり抜く力」「(イメージを保持できる)記憶力」、そして「暗算力、計算力」の向上が恐らくたくさんの方がイメージできる共感の持てる内容と思われます。 目に見えるもの、結果として残るものとして「検定試験合格」というものはありますが、それ以上の習得内容といえるように思います。単なる「そろばんというツールを使った計算方法だけではない」最近話題の「 非認知能力 」の部分です。

数に対する感覚大きな数字に慣れる、数字を覚えられる、かけ算九九を使いこなせるなど)を高めることができるもありますね。歴史の年号を覚えたり、電話番号を覚えていられるなども含めて、数感覚のレベルアップがはかれます。簡単な足し算、引き算(かけ算、わり算も)はそら(頭の中で)でも普通にできるようになります。

さらに、検定試験で合格したり不合格だったりすることで「自信やリベンジ(回復)力」を養うことができることも重要な要素と思っています。「正しい努力を、一定期間、一定量すること」で、技術の向上と試験合格というものを体験でき、一方で合格に届かなかった時に再挑戦し、リベンジすることを学習します。最終的にはクリアしていくことで「将来どのようなこともやればできるのでないかという(一種、根拠のない)自信」がつく、こういうことを反復トレーニングしながら学習できる習い事がそろばん学習の良いところかもですね

確かに性格・適性で、コツコツや反復トレーニングが苦手な人もいます論理的思考力もです。ただ、ものすごく高いレベルまでの必要性は必ずしもありませんが、上に上げたような人間力としての、ものごとの基礎になる力、土台になる力については、一定レベルになるまでは習得しておいてほしいものと思っています。そろばんで習得される技能とはそのようなものですね。

優良生徒表彰式(2021/3/7)

本日3/7、エポックなかはら(武蔵中原)で「2020年度の優良生徒表彰式」が開かれました。昨年は中止になってしまった式典でしたが、今年は人数の入場制限はありましたが無事開催されました。教室からは、6名が表彰されました。(全体では150名の表彰者)おめでとうございます。式典としては、オープニング映像に始まり、日本珠算連盟本部表彰、川崎珠算協会表彰、四種3級以上表彰、5種3級以上表彰の表彰と、模範演技、抽選会という内容のイベントでした。

今年の教室からの6名の表彰者オールラウンドプレイヤーばかりで、四種2級以上合格者が3名、四種3級以上合格者が4名(1名は四種2級と重複)、そしてフラッシュ暗算も含めた5種2級以上、5種3級以上合格者も合わせて5名(全員、四種表彰と重複)で、協会表彰者は初の表彰式参加のメンバーの4人、本部表彰者の1名は今年度の5種目の成績と各競技大会の成績などのトータル成績からの選定でした。中でも特に、今回の5種表彰者の5人は、今年度5種全体の16名の表彰者の中の5人ですので素晴らしいですね。来年の3月にもこの式典はあります。ぜひ次に続くメンバーも頑張って欲しいですね。その来年の対象者としては、すでに5種2級に1人、5種及び四種3級に4名が2月検定までで到達しています。さらに昨年の12月時点で四種4級以上合格者が16名いましたのでのまだまだ頑張れば表彰対象になります。来年も今からもとても楽しみですね。

2月試験場検定結果(速報)

午前中に2/21(日)の試験場検定の結果が発表されました。教室のボードにも掲示しています。今回の結果は、1級に1人2級は全滅3級は4人合格の計5人の合格でした。よく頑張ったと思いますが、14人受験(1人欠席で、13人受験中)での5人ですので、試験場検定は甘くはありませんね。リベンジ組は、次は6月です。