通信競技大会の結果から(第26回県通信)

教室では1月の教室だよりに追加で「第26回全神奈川通信珠算競技大会」の結果を参加者全員に配布しています。この大会は、年2回、5月と11月に神奈川県下で実施の参加者が最近は毎回、1500名を超える大規模な通信競技大会です。なかなか一つの県でこの規模になるのはないのではないかと思います。川崎全体でも500名を超える参加者がいます。教室からは、珠算8級ぐらいになった時点で欠席者はいますが、原則全員参加としていて、今回は51名参加できました参加した生徒も点数のアップダウンはかなり気にしていて、皆で一覧表を見てワイワイと結果に一喜一憂しています

ところで、競技会にもかかわらず下級の生徒も参加している理由は、年2回のアップ点の比較で、どれだけ半年間で技能が伸びたかを確認することができるからです。上位陣は、なかなか点数の大きなアップすることは難しいので、その場合は、教室内順位、川崎市内順位や神奈川県下順位の比較でどれだけランクアップできたかを確認です。技能が上となれば競技会らしく、順位比較が基本となります。

利用している内容は、大会では得点だけでなく「チャレンジ度」という過去最高点との比較点数の点数評価があり、それで点数のアップを確認しています。回はこの半年間で、全体でもよく頑張り、51人中47人が点数アップし、最終200点アップ以上が3名、100点以上アップが12名の計15名が半年間で100点以上の点数アップの得点をだせました。200点以上アップの3名は、川崎市内のアップ者上位25人の中にも入り、賞状もいただきました半年前の自分との戦いとも言えます。こういうことで仮に検定試験に合格していなくても技能のアップ(人によってはダウン)を確認することができますので、とてもよい大会と思っています。

 

1月も順調にスタート

教室の年明けはいつもの「休み明け確認トレーニング問題とピラミッド型問題」で始め、2週間で感覚をほぼ戻しています。2月はじめの検定に全体の約7割が珠算を受けることになっていますので、特に今週は一気になまっていたスピード感覚にメスを入れました。まだまだの人もいますが、昨日の次点で約半数は合格ラインに乗った印象です。スピードが到達した人はあとは正確性を上げるための注意力アップに注力です。チャレンジ組の最後の追い込みの必要な人はあと2週間でですね。

ところで、昨年後半そして、今年の1月からも新しいメンバーも次々と入学し、そろそろ教室に慣れたところです。年中さん~3年生までバラバラですが、それぞれマイペースで頑張っています半数ぐらいのメンバーは4月から検定受験に入れそうです。諦めずにしっかりと努力をすれば必ずレベルアップしていきます。「数に関する感覚(数感覚)」を普通に身に付けることが大事ですね。そういう意味では、教室で学習中の年中さんが時計の時間や買い物のお金の計算にも関心を持ちはじめたというお話や、2~3年生が買い物で合計やおつりを自分で計算していて驚いたというお話も伝わってきています。そろばん学習とは何かということかもしれませんね。

1月、2月には小学校の3年生、4年生の算数でもそろばんができています。そろばんを習っている人は「小先生」になれますね。自分が習い始めたときのことを思い出してわからない人に教えてあげてください。教える」ということがよい学習です。また、今年はしばらくなかった出張指導のお話もあり、来月、小学校の算数のそろばん授業に出向きます。そろばんの計算というよりも、桁の学習(十進位取り)を使ったそろばん学習などからでしょうかね。ちょっとの時間ですので楽しめればよいかもですね。