技術力?と精神力?原動力は「やれそう」

一週間の「休み明け確認トレーニング(珠算)」がほぼ終わりました。今年は例年以上に徹底したこともあり、しっかり取り組んだ人は実際に一気にミスが減っています。該当級の正答率が格段によくなっています。特に、練習級が4級、5級のメンバーに顕著で、この状態ならば10月検定に自信をもってチャレンジできます。というのも、これまで一度も合格点がなかった人ももう合格点を出しています。正確性を増すには、やはり、如何に基本をしっかり押さえるかですね。3級練習者以上の「小数点のパターン別問題トレーニング」は来週に全部の通し練習で結果を確かめます。まじめに取り組んだかどうかはすぐに見えますね。これで3級以上のメンバーの10月検定の見通しが立ちます。来週以降が楽しみですね。教室全体としては、来週は「暗算のレベルアップトレーニング」にも取り組みます。こちらも休暇前の布石の結果がでればと思っています。また、初級組もやり方は思い出したようで一安心です

個別には、この8月検定の4級合格者(4人。今回は3年~5年の全員男の子)に対するかけ算の小数点問題(定位法)の個別指導も全員終了しました。来週から、実践とわり算に入りますが、4人とも十分対抗できる感触をもっています。「難しそうだったけど教わってみたら簡単」と思えているようで、2か月後の10月の3級受験も可能かもしれませんね。大事なことはできそうだ」と思う感覚があれば、上達は早いですね。同様に、読上種目もだいぶ勘を取り戻したようで、読上算は全体がOK読上暗算も3桁、4桁もたくさんのメンバーがチャレンジしてきています。ここも「1題でも正解した、やれそう」ということからの自信が次に進める原動力になっているようです。ただいつものことですが、やろうとするメンバー」と「やらないメンバー」でどんどん差が生まれていますが、こればかりは仕方がないことで、(やろうとするが)3対(やろうとしないが)1ぐらいではありますが、このような比率はどのようなことにも共通しますね。

さて、別件ですが、暑さ後、大雨が続いていることも影響してか、教室の横の酔芙蓉(すいふよう)の大きな花が今年はとても早くたくさん(毎日30~50輪)咲き続けています。朝には白い花が、今は暑いことからお昼ぐらいから赤みを帯びて一日でしぼみます。見ごたえがありますね。紅白そろいの源平咲きです。

明日8/17から始まります

暑い日が続いていますが、教室は予定通り、学校と同様に明日8/17より始めます。夏休みは終了です。教室の入室に際しては、「マスク着用、手指のアルコール除菌などの基本的な約束事は守ること」とともに、おしゃべりも必要なこと以外は控える」などリスクを減らすために一人一人が守るべきマナーの実行はお願いします。また、熱がある、体調が悪い、咳が出るなどの場合はお休みをするなど各人でできることは自主的にお願いします。また、後の感染症対策は、いくつかの手は打っていきます。それでも、以前からお伝えしているように、もし、近郊の小・中学校での感染があったときには、即日、休校予定となりますので、その点はご了承ください

明日からの学習内容については、いつものように「休み明け確認問題」からスタートです。「やり方を思い出すこと」が目的です。かけざん、わりざんは基本のやり方の確認問題後に、県通信から抜粋のピラミッド型の問題で確認していきます。見取算は、そろばんコンクール問題の見取算を今年は確認用に使います。どちらも易しい問題からの教材ですので、易しいところから間違うことのないようにです。勘を取り戻したら、珠算の3級以上練習のメンバーは小数点のパターン別問題で桁の数え方を正しくできるようにです。これを約一週間で取り組み、来週からはいつも通りに戻します。

初心者、初級組は、やり方の忘れ組も多数かもしれませんので指トレーニングからとなります。まずは、基本をしっかりと思い出すことからですね。一人一人個人差がありますので、状況に応じてですね。

8/16までお休みです

先週の8/6(木)までで教室はお休み(8/17(月)より開始予定)となっています。緊急事態宣言後の「臨時休業」のお休みから復活してからしばらくぶりのお休みです。

ただ、感染者の広がりがとどまらず、これではいくら小規模事業所としての事業規模による感染症対策だけではこれまで同様にとはいけなくなる可能性もあります。また、学校での長期間の休みで学習機会を失った子供たちが夏休み前でなかなか進度についていけず困っているという話も伝わってきており、将来的に、うまく乗り切らないと世の中ではそのようなことは通用しませんのでこの世代はとてもかわいそうですね。お休み中の自宅でも、少しずつでもなんらかの形で能力アップを図ることができればよいですね。

ところで、世の中では帰省に関しても、旅行に関しても厳しい目があります。しかし、年に1回しか戻らない帰省をやめて何もしないではなく、電話やTV電話などの利用でコミュニケーションを少しでもとってと思います。旅行も地元の見直しで近場に行って気分転換も大事と思います。何もしないというのは精神的にもストレスが残ります。また、今の状況で対策を実施の上でのお店の開業についても同様の目があります。飲食店やカラオケ・パチンコ店などしっかり対策をしていたとしてもですね。近くのお店の定食屋、家電量販店、衣服店、パン屋なども次々と閉店してしまっています。長い間通っていたところもです。皆が経済活動を止めるとこうなってしまいます。残念ですね。この「当たり前、普通ができない」ということからくる現実はとても厳しいですねただ、皆が厳しいときには不満はあっても他者への非難は控えたいですね。生き残るためにどうするかそれぞれが考えるときですのでね。

教室は、今のところ8/17~の週から再開予定です少しは明るい兆しを見れるようになっていればと思っています。

 

8月教場検定結果から

昨日、先週のべ112名全員が受験の実施の教場検定の結果を発表しています。今回は、「珠算」、「暗算」とてもよい結果、「読上暗算」はまあまあ、「読上算」チャレンジ受験多数の2級以上が残念な結果でしたが、4級以下はとても良い結果となっています。前者の珠算は、準1、準2、5級、9級は全員が合格、暗算も3級、4級、5級は、全員合格残りの級は、1人か2人が合格に届きませんでしたが、ほとんどがあと一歩の内容でした。今年の2月~3月入学で今回初めての受験者の2年・3年・4年生の3名の珠算も合格です。

また、今回は、2年生の頑張りも目立っています。珠算準2級・5級、暗算3級、読上暗算3級など完全に同じころに入学の上の学年を追い越し、下克上の感ですね。ただ、追い抜かれた3年生もここにきてエンジンがかかったメンバーがたくさん(特に男の子)がいます。4級、5級、6級の珠算・暗算などで多数合格しています。このまま駆け上がってもらいたいですね。4年生以上は、目標級の3級以上をひとつずつクリアをです。加えて、今回、暗算2級、読暗2級、読上算2・3級などでなかなかクリアできなかった上の学年が合格しています。オール2級に到達したり、卒業した姉の合格級を追い越したり、届いたりなど目標をクリアしています。これもとてもよいですね。

一方で、珠算の数名ずつ合格点に届かなかった人は、各自の課題をクリアする必要がありますね。今回の共通項は「雑、丁寧さ不足」と「苦手からの逃避」という印象ですね。練習不足ということではなく、正確性に対する意識不足といえます。「ただやるだけ、量はこなしてもミスを減らす努力に欠ける」など。多くは、性格面からくるものですが、少しずつでもここは矯正できないとどのようなものでも正答率に響きます。結果、合格点未満の正答率になってしまっています。やり方の技術力というよりも正しくやろうとする精神力(心)の方の問題の感ですね。次回までに少しでも意識改革をですね。