そろばん学習(体験学習から)とは

そろばんで何を学ぶ、あるいは学べるか」という問いについて以前からいろいろとコメントしてきましたが、そもそものところで「そろばん学習のイメージがない人がたくさん(恐らく圧倒的多数)」になってしまっていたり、以前に学習してきている方も「今のそろばん学習の内容ではなく、以前のイメージのまま」という人ばかりというのも事実ですね。昔のイメージと電卓との対比で言われるツールとしてのそろばんしかイメージできない方には、「いかに役立つとか良いとかを聞いたとしてもイメージできないものをイメージすることは残念ながら難しい」ですよねまして、ひとまず聞いてみようというステップに進むことも難しいと思いますね。

それでも、これだけ長い間かつ今でもたくさんの取り組む人があるには理由があります。お子さんの能力開発にメリットになるものがあるからですね。ですので、もし少しでも興味を持たれたら、あるいは知り合いのお子さんのそろばん学習のお話を聞いたりしたら、無料の体験をしているところもたくさんあるので一度は是非とも聞きにいっていただきたいと思いますね。何をやっているかを、実際に見て、聞いてみてそれでも役立たないと思ったら他のものでよいですから。「百聞は一見に如かず」です。またそろばんでなければ学べないものもありますね。単純な計算問題ならば、そろばんでなくとも違うやり方ですが習得できます。算数の勉強を学ぶためにそろばん教室へというのも違いますね。

例えば、そろばんでというものとしては「大きな数字(実際の、日商の珠算1級では10桁数字を10個足したり引いたりします)を見ても抵抗感がなくなる」というのは他ではなかなかないように思いますが、いかがでしょうか?小学生でそれができたら数字や算数嫌いは少なくなるように思います。耳で読み上げられた数字を聞いて暗算したり、そろばんに入れたりする読上暗算や読上算で鍛えられる「一度で正確に聞き取る力」や、フラッシュ暗算の「画面上の数字を一瞬で読み取る(目で見て覚える)力」はどうでしょうか? 前者は「聞く力」後者は「動体視力などのトレーニング」ですね。他にも、制限時間内、一心不乱に問題に取り組む「集中力トレーニング」などもありますね。「かけ算九九をしっかり覚えることができる」とか、「(電卓を使わなくても)暗算でも計算ができるようになる」ということは当然のものとしてありますね。こういう基礎的な力(人間力)を身につけたいと思った場合には、そろばん教室のドアをたたいてみてはと思います