毎年、冬期や夏休みなどの少し長いお休みのあとの「 休み明け確認トレーニング 」はやはり効果がありますね。トレーニングのち、第一週の後半の2日間に合格級の問題に挑戦したメンバーも先程採点が全て終わりましたが、ほとんどのメンバーが合格点をとっています。勘を取り戻し、スピードも技術も以前のレベルに戻った印象です。現在の練習級に挑戦のメンバーもやり方は思い出し、何人もが合格点を出しており、昨年同様に今年も休み明けにもかかわらず、日商1級問題挑戦組でも3名が合格点を出していました。このまま2月検定に向けてとなりますね。来週からは、完全にいつものカリキュラムに戻りますが大丈夫そうです。
また、この一週間で全員が来た年長さん~2年生の1部の時間の初心者組も意欲高く取り組めるメンバーがたくさんいました。1部の皆さんの元気さは凄いパワーがありますね。前回検定に合格しているメンバーは次の級の積極的にチャレンジしています。指のトレーニングはマスターし、読上暗算も、読上算にも挑戦しています。この調子ならば、4月の検定結果で2部に移れるメンバーも多く出そうですね。また、このレベルに来ると「一定時間集中して取り組めるか否か」がポイントですね。「 初級クラスは20分、6級以上の中級クラスは30分 」この時間集中し、やり抜く精神力が鍛えられた人からどんどんレベルアップしていっています。技能はやり方を覚えればできますが、やり抜く力はやはり精神力からですね。
一方で、ここになかなかたどり着けない人の場合には、できるようになった人より長くトレーニングをし続ければ最終的にはどうにかなりますね。そろばんとはそういう環境です。この場合には我慢して、できるようになるまで少し長く時間をかけてやり続けられるかが上に上がれるか否かでもあります。残念ですが、ここで、できないからやめるを繰り返す人は「どのようなものでも恐らく同様」ですね。(ちょっときついからやめるも同様です)反復トレーニングで身につくものを軽く見てはいけませんね。その意味で、この時期は体験の問い合わせが続いていますが、最低でも期間として2年~3年は続ける意志を持って入学していただければ相応の技能や能力を付けて卒業できるはずですので、そういう能力開発を是非目指して取り組んで欲しいと思いますね。