何かのヒントを得るために、感性を磨くためにも様々なものを見たり聞いたりする機会があるとよいですね。読書だけでなく、箱根駅伝、年末年始のTVなどからいろいろありました。そろばんではチームビルディングというものはないですが、個のレベルアップのための手法、全体のレベルを持ち上げる手法、技術の応用利用などがあります。日々何かヒントをと思っているとどこにでもヒントがありますね。
今年の箱根駅伝の東海大学の総合優勝、往路の東洋大、復路の青山学院大の戦い、見事でした。特に、5区山登り、7・8区の戦いなど印象に残るものでした。毎年、正月の2日・3日の箱根駅伝は何か感じるものがありますね。各大学での日々の練習は過酷なものとは思います。また、1人だけではできないチーム競技の当日(2日間)の最高の10人を揃える(選ぶ)難しさは難しいものでしょうね。個の強さ、レベルアップとチームビルディング。当日の走りや駆け引きを見て感じることだけでなく、さまざまな話を聞くだけでも学ぶことが多いですね。
また、「世界!職人ワゴン2018」というTV番組も面白いものでした。見入ってしまいました。今回はドイツで、日本の職人がいろいろな修理や改善要望に応える内容のものでしたが、日本の昔からの職人の技術利用、発想の転換からのスロープ作りや回転ロッカーの作成の工夫などなど。さらに、最後のカセットデッキをアンプにというのは見事でした。「これぞ職人」というものですね。経験とはこういうことができることで、技術を活用するということはこういうことかもですね。そろばんの技能もどう使えるかもっと考えたいですね。