いろいろなところでも始まりましたが、先週から今年も例年通り教室入口の柵の木々にイルミネーションをようやく取り付けることができました。暗くなる時間が早まりましたので、夕方から夜の時間はイルミネーションの明るさで、少し楽しんでもらえたらと思います。
月別アーカイブ: 2016年11月
数え方や単位の計算
幼稚園の生徒では、数の数え方(人は「にん」、犬は「匹(ひき)」、本は「冊」(さつ)など)がなんでも「個(コ)」になったりします。教室では一覧表を使うことがありますが、小学生では単位の問題で大いに苦労しますね。
例えば、「10cmの紐を5本では何mになりますか?」、「20mのロープを4人で分けました。一人は何cmになりますか?」。前者は、 50m 、後者は、 5cm と答える人が考えられないほどたくさんいます。同様に、「400mのトラックを5周しました。何kmになりますか?」も 2000km と平気で答えます。これはわり算でも同様です。単位について、全く注意をしないこの感覚は困ったものです。そもそも答えの数字を考えれば最後の問題などは考えられないことがわかるもの、わからないとダメなものですよね。
これは、単純に見えている数字の加減乗除をするだけということで、何を求めているのか、何を聞かれているのか考えず、文章をしっかり読めない(読まない)ことからくるもの、何も考えていないことが見えます。単純計算としてしまうことは注意したいことですね。実際は4年生以上の算数の問題ではありますが、単位についての感覚をしっかりと持つことはとても大事なことで、ものの数え方同様にですね。
10月(試験場)検定結果(H28年速報)
10月の試験場結果が届きました。(川崎珠算協会のホームページで番号は確認できます。)今回は、欠席者もあり受験者数は少なかったですが、日商1級の2名の合格者がでました。一人は、2年ほど受験せず満を持しての受験でしたが、今回は練習時の状況を維持して合格しました。もう一人は、教室では200点前後を行き来し、なかなか合格点に到達できませんでしたが、見事に(2級合格後8ヶ月でもあります)最後の追い上げで合格しました。日商2級の受験者も、前回8月に準2級、そして日商2級は、練習時にはギリギリのラインでしたが、こちらも最後の追い上げで2級も続けての合格となりました。おめでとうございます。また、よく頑張りました。日商3級は残念組が多数でした。今回、合格に届かなったメンバーは次の2月にリベンジです。課題は正確性を上げること(正答率アップ)ですね。頑張りましょう。
11/6追記:今回第208回の川崎市の試験場での日商1級合格者は、全体で18名(ホームページ公開の合格者番号から、第207回は計19名)で、そのうちの今回は、2名が教室の受験者からということだったようです。なかなか難しい検定ですので、教室としてもとてもよい結果だったといえますね。