6級以上になると暗算12分、そろばん30分の時間枠があります。練習を普通にすれば、なんなくその時間内で問題を終わらせることができるようになる人とそうでない人が同じぐらいに習いはじめた人でもでてきます。
「その時間中、集中し続けられない」という根本的な問題があることが、他にもかけざん九九を覚えていない(覚えない)という基本的な場合もありますが、その前にあります。
以前に「集中力」というテーマでコメントしたことがありましたが、まさにその点が重要な第一のポイントです。今、次々と検定で昇級している人と違って、なかなか進めない人の中にここができてない人がたくさんいます。 「そろばんをすることの前の段階で止まっている人」ともいえます。まずは、ここができるようにです。
トレーニングとしては、最初は、読上暗算や読上算などのもっと時間の短いものからスタートし、次は、暗算の12分間が第一関門です。
伸びる人は、「一つのことにしっかりと一定時間、集中する」ができています。とても大事なことですね。