検定試験が近づいていますのでここで一つの思考パターンについて考えます。それは、物事を良い方へ考えるか、悪い方へ考えるかです。例えば、珠算の合格点は、210点や240点ですが、今、160点ぐらいのところにいたとします。あと50点あるいは80点足りないことを、あと少しと考えるか、全然届かないと考えるかの違いです。よく他にたとえられるのは、半分のコップの水の量をどう考えるかなどでも使われますね。
1ヶ月少し前には100点もとれなかったのが、今ここまで来ているとなれば、あと少しで届くと考える人と無理と考えて頑張りをやめてしまう人で大きく違ってきます。前者がポジティブ、後者がネガティブということでもあります。前者であれば、道が開ける可能性がありますが、後者では進むはずがないですよね。これは何事もにも共通です。
ついでになりますが、あることを「やるか、やらないか」を考えるときでも好ましい行動パターンがあります。 「やる(やってみる)」は問題ありませんが、「やらない」の場合にも「 やれるのにやろうとしない 」という「 やらない 」と、様々な事情での「 やれない 」では大きな違いがあります。
この場合の前者は、明らかにネガティブ思考の行動ですね。最初からやらない(努力をしない、改善しない)行動パターンです。 そして、重要なのは 「やれない」場合でも、「どうしたらできるのか」を考え、できる方法(どういう形ならできるか)を考えるのが好ましい行動パターンと考えています。条件さえそろえばできるということです。
要は、何事もまずは「 やってみようとすること 」それがより良い方向へ進むポイントですね。 最初から「無理(できない)」と考えてしまうとか、「面倒だから」とか、「やらない理由を考えて」やめてしまえば、もう進歩は止まります。こういう行動パターンは戒めたいものと思っています。いかがでしょうか。