クリスマス会で「3人の徒競争の順番とタイムの問題」や「カレンダーの日にちの問題」を出しました。何事も「考える習慣」を身につけて欲しいと思ってのものです。別の言い方をすれば、そろばんでは計算力がアップすることは確かですが、「式を立てることができる力」となるとなかなか難しいこともあり、教室では毎回珠算以外の別教材を取り入れたり(週2回では不足ではありますが)、このようなイベント時に追加問題を試して機会を増やしています。
「式を立てることができる力(式を立てられる能力)」のためには、計算する前に、文章を正しく読む力も必要です。要は、そろばんの技能は式がある計算問題では恐らく武器になります。しかし、文章題では、「式さえ立てられれば、そろばんの技能は武器に変わりますが、式が立たなければ、そろばんの技能は「宝のもちぐされ」となってしまうかもしれません。」ということですね。 技能を役立つ本当の武器にするために、与えられた式を計算するだけとか、いい加減な式を作って計算をする(式が違えば答えは間違いですよね)だけでなく、自分で式を正しく立てられるように考える習慣をまず身につけて欲しいものですね。「猫に小判」にならないように・・・。