かけ算は、「両落とし、観察定位法(桁数カウント、1の位決め)、前からかける方式(数字の前同士からの掛け算)での理解をさらに強化・統一するために、教室では、8月の夏休み明けに復習を兼ねて一斉にわりざん(片落とし、観察定位法)も加えた簡単なプリントを全員に配布し、説明を加えました。
「1の位を定め(コンマ(カンマ)位置も定まります)、桁数をおさえ、そろばんに数字を入れるやり方」をしっかりマスターしてもらうための一斉指導です。3級以上の小数点の計算も小数の入った式の桁数をカウントできれば全く同じ方法で計算できますので明らかに単純です。
ツールとしてのそろばんがなくても「桁数を把握した上(概数理解)で、計算ができる」ことはビジネスの実務上も重要と思っていますが、こたえの桁数が違っていても違和感を感じない生徒もまだいます。本質を理解できない人がいるのは残念ではありますが、もう少し期間も必要かもですね。