そろばんのよいところは、やり方を覚えて、それを繰り返し、マスターすることで、将来に使える技術を習得できることです。要は、やり方を「 まねる 」ということからです。ところが、「勝手に自分流に変更」 「雑でも全部やることで満足」 「答えの欄を埋めるだけ」 「適当に答えを書く」など教わったことを覚えるのではなく、問題を処理している、単純に時間を潰している感のある行動も・・・。8月に入り夏休みの浮かれ感もあるのか、あるいは何か違うきかっけがあってか何人かがこの状態になってしまっており、合格圏にいたはずになのに、特に1年生から4年生の中に直前の練習問題でも合格点に届かない黄色信号の人が・・・。もし、そのままの結果の人は夏休み明けにリセットですね。取り戻せばよいだけですので、マイナスに考えずにです。
そろばんの授業はあと2日あります。ただ、夏休みに入ってしまった人もたくさんいますので、18日から再度やり直しの人もです。それもそれで仕方がないかもですね。例年、夏季休暇明けは全員で確認問題から入ります。その時に、正しいやり方や勘を取り戻してください。宿題や毎日の簡単なトレーニングをしっかりこなす人でないと習い事の時間が少なくなった現在、「忘れるということを残念ながら防ぐことは難しい」ということかもですね。思い出しながら技能を上げていくというは時間がかかる可能性もということですね。
とはいえ、夏休みは時間が自由に使えますので、いろいろなことに挑戦し、人間としての幅や深さを広げてほしいものです。その場合にも、まずはどのようなことでも「 (正しく)まねる 」ということを忘れずに。