今年は、7月以降の体験学習が続き、夏休み前後からたくさんの入学者となっています。もともと9月以降、秋以降からそろばんを始める人の多い地域ですが、大変嬉しいことですね。今年も、ご両親がそろばんを未経験の方も多数で、毎月、何人もが入学し、新しい風が教室に吹き込んでいます。何ごとも実際にやってみること、しっかりと見聞きすることが大事ですね。そろばんの効果はしばらくするといろいろなところに現れるでしょうから。とはいえ、既に10月の検定合格者もいますが、最初のうちは基本を学ぶことからですので単純、単調かもしれませんが、しっかりと楽しみながらスタートしましょう。
ところで、教室内では10月の検定後に技術確認練習、競技会練習などでスキルアップを目指しています。「スピードと正確性」という、一般的には「量と質」と考えてよい2つのテーマの技術向上施策です。数をこなさなければ得点はない、正解にならなければ数が多くても得点に結びつかないということです。その内容の10月検定試験後の教室恒例の「満点チャレンジ」結果と11月の「全神奈川通信競技大会(スピード)」の練習結果、12月の「そろばんコンクール」の練習の結果が揃い、教室内に全員の成績が張り出してあります。急激に能力を伸ばしている人、不安定な人なども明確にでています。技術は安定的に保持、向上する必要がありますので、結果を反省し、今後に活かすことですね。
まず、合格級に制限時間の8割(かけ算・わり算・見取算それぞれ8分、暗算はすべてを10分)で「間違わないことへのこだわり」を高めるための満点に挑戦する「満点チャレンジ」は6回目になりました。今回も残念ながら満点はでませんでしたが、珠算2級(6人)、珠算3級(7人)に挑戦した13人の成績はとても優秀な内容でした。時間を短縮しても十分にその検定合格の基準技術レベルはクリアできています。一方で、4級合格者、5級合格者はもう少し努力が必要な状況ですね。 「第22回の通信競技大会に向けての練習」の結果は、全体では5月からの半年間の比較で、連続参加者の中の33人は得点を伸ばしており、9人が100点以上、さらにその中でも2人は200点以上伸ばしています。素晴らしいですね。ほか5人がマイナス、2人がプラマイゼロでした。日々努力の結果がでているようですので、全員が5月比アップ100点以上を目指したいと思います。「そろばんコンクール」は先月に、12/3の選抜者を練習成績から選びました。選抜者の参加者13人は、まだ先ですので、ミスを減らすことで得点力アップですね。ほか、15人はどこまで挑戦できるか教室内で12月中旬に参加です。頑張りましょう。