6月の試験場検定の結果が発表されました。なかなか試験場での検定は難しかったようですね。1級・2級・段位珠算は今回は届かず、今回の合格者は、珠算3級が4人(3年生の男の子、女の子2人、4年女の子)、段位暗算の昇段者が1人(6年生の男の子)でした。あと少しの人も多数でした。スピードだけでなく、最後の駆け上がりに必要な正答率のための「正確性」のアップが不足の感ですね。「間違わない、練習で間違えた問題は次は間違えない」という意識が高まらないとやはり上級検定はクリアできないことがわかりますね。これまでの2級以上の合格者に共通するものですね。とはいえ、3級合格者の中の3人は4月の「全川崎珠算競技大会」の参加者で、この結果でもその練習の効果はでていますね。
あと一歩のメンバーは正確性をアップする必要性がありますが、その状況が見える、試験場検定の翌週に年3回教室で実施の8年目を迎えた「満点チャレンジ(第22回)」の成績結果でもかけ算・わり算・みとり算の正確性にバラツキが見えています。合計点ではなく、バラバラにすると得手不得手がよく見えますね。要は、苦手なものをそのままにしているということですね。「満点チャレンジ」は、「制限時間を少し短くして、合格級の満点に挑戦する」確認テストですが、今回の合格者は正答率も高い方に入っていますが、ミスが見えているメンバーは試験場検定でも同様でそれがあと一歩届かずの足を引っ張った感があります。まずは、合格するためには上にもある内容と同じで「ミスをしない、ミスを減らす」ということに対する意識改革が必要ということですね。合格に届かなかったメンバーは、その悔しさを次には合格の嬉しさに変えられるようにリベンジです。