新年度を迎えるにあたって

教室でも3月での卒業生もいますが、4月から学年が1つ上がります。上の学年に行くにしたがって時間の使い方が大事になりますね。やらなければならないこと、やりたいことも増えてきます。「上手に時間を使うこと」を学ぶことが必要ですね。「タイムマネジメント」をということです。受け身の時間の使い方から主体的、自主的な時間の使い方に変えることがどれだけできるかでしょう。そろばんだけでなくどのような学習も、前向きに努力をすれば必ずステップアップできますが、そうでない場合にはなかなか身につきませんね。大丈夫でしょうか。

さて、教室では4月中旬の「教場検定」、5月中旬の「全神奈川通信珠算競技大会(県通信)」の練習にも入っています。後者は基本をしっかり確認するものです。年に2回の大会に8級以上練習者全員が参加し、半年の学習の成果を確認します。学年は全く関係ありません。珠算3級以上の練習者は、5月の「チャレンジ大会」の選考もです。昨年も優勝のトロフィーを6本もらえた大会です。ほぼ同じレベルの人とのクラス別の競技大会ですので、対象者には伝えていますが、参加希望者は今年も是非頑張ってもらいたいですね。すでに県通信の過去問題で、練習時の結果を自己採点した人は、半年前よりも100点アップ以上もたくさんで、ずいぶんできるようになっていることを得点で実感し喜んでいます努力は結果としてあらわれているということですね。

また、体験を含めた様々な問い合わせも増えています。「暗算(あんざん)、フラッシュ暗算の学習希望」(もう一つ、読上暗算といういう暗算もありますが)があるのは、今の時代にあっているといえますね。「記憶力」も鍛えられる頭の中で計算する、電卓やそろばんというツールを使わない計算力はやはり時代変わらず便利で、あったらいいな」の技能なのでしょうね。それをどのレベルまでできるようになるかは努力と時間のかけ方次第です。このコンピュータもスマホも使わずに使える技能は、これからのコンピュータやAIが大きく支配し始めるこれからの時代に、差別化できる人間力を高める一つの重要な能力かもですね。そろばんを「そろばんというツールで計算することというイメージしかない多くの方」には知ってもらいたいことかもですね。