昨年の3月と9月に「習い事選び」というテーマでコメントを掲載しました。(9/5コメント参照) 今年は昨年よりも早く、習い事選びを始めている方からのそろばんの体験申し込みが続いています。幼稚園や小学生のお子さんのいる方は、前回のGoogleの発表内容とも関係しますが、新年度がはじまる前に何がよさそうかの選定を今からされているということですね。じっくりと見学をして、うまく時間と内容を組み合わせてお子さんの適性と将来を考慮した種目を選ばれてはと思います。
「学習力を向上させる、技術を習得する、体力を向上させる、感性を深める(高める)、趣味を深める(広げる)など」 目的はしっかりと考えて・・・。
その際、人間的な基礎能力(基礎技術)を身につけるのは早い時期からの方がメリットがあることは誰もが実感していることと思います。絶対音感やリズム感などは顕著ですね。 そろばんの暗算力(脳の中でそろばんの珠を動かす能力。イメージしたそろばんで珠を動かす能力)も同様です。今、次々と急激に暗算力向上が目立つ、そろばんをはじめて1~3年の生徒がでてきました。そろばんをはじめて4ヶ月目の年長さんの子も頭の中で一ケタの読上暗算(数字を耳で聞いて頭で計算する種目)ができるようになっています。
知識としての学習の能力とは異なる、「スポーツの技術(例えば、ボールコントロール、サッカーのリフティング力、その他スポーツ共通の走る速さ、長時間走れる力など)」、「習字のきれいな字を書ける能力」、「音楽の楽譜を読めたり、楽器を弾ける能力」、そして、「そろばんの暗算力」などは別目的で身につけておくことを目指されてはどうでしょうか。そういう「将来に役立つ可能性のある能力を習得するために」習い事を選ばれてはと思います。