週末に検定試験が近づいています。合格点に到達しているメンバーもいれば、ボーダーラインを行ったり来たりしていたり、まだ合格点に手が届かない人など様々です。合格点に到達しようと努力をするには、「教えられたことをマスターする、時間をかけて繰り返し訓練するということ、そして、間違いを正す」というものがあります。さらに基本的な姿勢を加えれば、「合格するためにはどうしたらよいかを考えて努力を怠らない」ことも基本ですね。
<スピード> 教えられた正しいやり方を理解し、時間をかけて繰り返す努力をすれば、スピードが上がり、時間内で問題を解くことは可能になります。何事も同様ですが、訓練としてそろばんを一定量ははじくことが大事です。ここにスピードの基本があると考えています。まずは、時間内で全問できるスピードが大事です。
<正確性> 次が間違いを正すですが、これには「忘れているやり方をなくすことや、間違ったやり方を直すこと」があります。まず、全ての問題が解ける(やり方としては解けない問題がない)だけの力が必要になります。そして、間違ったやり方を意識してしっかりと直すことです。時間さえあれば、全部問題を答えられるという正確性の基本はここにあると考えています。
最近の傾向として、できる問題だけ頑張るという姿勢が見受けられとても問題に感じています。できなくてもそれを放置するということではいずれできない問題が増え、どんなに頑張ってもできる問題だけでは合格点に到達しなくなります。こういう姿勢は直したいものですね。