そろばんの種目評価

3月に2012年の年間の優良生徒の表彰式があります。 加えて、4種目(珠算・暗算・読上算・読上暗算)の3級以上合格者、さらに今年は特に4級の取得者もたくさんおり、3級以上合格者は同時に表彰されます。 そろばんの総合評価として、「珠算だけでなく、暗算、読上算、読上暗算の4つの総合能力が評価される」ものです。

珠算は、そろばんと指を使い、「一定の時間内に、一定のレベルの問題を一定の正答率で行うことができる能力」ですが、暗算は、それを「頭の中で計算」します。日常生活や学習的には、この暗算能力が特に重要と考えます。 また、読上算は、数字を耳で聞き、それをそろばんに桁(位)を間違わないように入れるという能力。読上暗算は、耳で聞き、それを暗算する能力で、この2つは珠算の能力に加えて、珠算以上に「集中力」が必要とされます。 当教室では、技術を習得することとともに、様々なものに利用できる「集中力を鍛えること」ができるというのは、とても有益なことと考えており、この2種目にも積極的に取り組んでいます。

珠算を習う目的が何かによって異なりますが、せっかく将来に役立たせる技能を磨くのですから、この4種目にフラッシュ暗算を含めてあらゆる種目に挑戦し、「それぞれ種目別に鍛えられる能力」を向上させ、日々に活用できるようにしてもらいたいと思います。小学生までの時期が特に大事ですね。