4月に入り、皆さん、学年が1つずつ上がりました。おめでとうございます。新しくそろばんを習う仲間も次々と入ってきており、先輩は、追い抜かれないようにしっかりと頑張りましょう。今月は検定と競技会(選抜メンバーのみ)がありますが、まずは来週に教場検定ですね。まだまだ合格圏に届かないメンバーもいますが、あとは努力次第ですね。
「スピード」 と 「正確性」 そして、「間違った問題は、必ず直す」習慣
ところで、そろばんをやる上では、「スピード」と「正確性」という2つのテーマがあります。時間内に問題をこなすことができるスピード能力がなければ絶対に合格できません。その上で合格得点内の正確性(正答率)が必要になります。 正答率は、珠算4級までは、70%必要で、3級以上は80%必要になります。 要するに、10題中10題できて80%以上の正答率なら合格できますが、10題中6題しかできないスピードの場合には、正答率が100%でも不合格です。ここはとても大事なことですね。
まず、時間内にできるスピードを身につけましょう。スピードは、正しいやり方と訓練などでできるはずです。 そして、次は正答率を上げる努力です。その際に間違えやすい問題(できない問題)をそのままにしているなどの学習スタイルの場合(正答率がどんどん下がっているということで、10題中10題できても60%の正答率ではダメですね)は、合格率が下がりますので注意しましょう。このスピードをクリアしたら、正答率の向上が合格への近道です。これはそろばん以外にも共通するものと思います。
普段の学習でも間違った問題をなぜ間違ったか理解せず通り過ぎていることはないでしょうか? 正答率の向上には、「間違えた問題は必ず直し、わからない問題はわかるまで理解する」、これが全ての習い事の基本ですね。スポーツでも、ほかの習い事でも。