競技大会や検定と能力向上

5月にはそろばんの競技大会が2つありました。先週に教室内で、全神奈川通信競技大会(当教室は13名参加)、26日に川崎商工会議所でそろばんグランプリジャパン2013&そろばんチャレンジ2013 神奈川大会(当教室からは小6生が1名参加)。前者の結果は、6月に。後者はSIクラスで、種目別の見取算で7位(一般・学年無関係ですので小6では大健闘です)でした。

そろばんを習う上でこのような競技会参加は必ずしも目標や目的ではないかもしれませんが、毎年のその大会で前回よりも成績を上げることで、自分の技術の能力向上の証明になります。当然、小学生時代や中学生時代のよい思い出にもなりますね。 検定試験でも同様です。段・級がアップすることがその証明です。努力し続ける限りはほとんどの人は技量がステップアップした結果として残ります。そろばんを習うために時間を使うのですから、こういう機会に挑戦することや、常に上を目指すことを当たり前にしたいものですね。

次は、誰が競技会に参加できるか、入賞できるか、あるいは検定では進級できるか、それが楽しみでもありますね。

新入生の取り組みから

まだ体験入学の問い合わせも入ってきていますが、今年は様々なPR(ホームページ、新聞へのちらし配布、郵便局にチラシ設置など)をし続けていますので、たくさんの新入生の学習仲間が入りました。 1部の時間は、初心者がたくさんになっています。嬉しいことですね。 最初ですので皆さん、まずは正しいやり方を理解し、慣れることからです。どのような習い事でも「基本は大事」です。そろばんの指の使い方をマスターし、次のステップでは頭の中でのそろばんの動きが当たり前のように使える、あるいはイメージできるようになるまで頑張りましょう。

当教室での初心者の最初のカリキュラムは、 「そろばんの基本学習以外に、算数の教材で数字や計算の基本に慣れることと、パソコンを使ってのテンキー入力での集中力をつけたり、フラッシュ暗算の初級練習でそろばんのイメージをできるようになど」、 初級者ははじめてのことばかりを取り組んでいます。しかし、そのはじめてのことを経験しマスターする刺激が大事なこととですね。1年もたつと何の問題もなく次の段階の課題をこなせるようになっています。

早速、今年の前半に入学の人は、この6月の検定試験から技量の腕試しとなります。2年生以下ではもう少ししてからですが、3年生ではそろばんの8級程度、読上暗算の7級ぐらいからの検定受験となります。週2回の学習ならば速い方と考えています。はじめての検定は不安かもしれませんが、普段通りにですね。 もう少したつと次には暗算に挑戦です。このときに重要なことは 「 かけ算九九 」 を覚えているかどうかです。ご家庭でもできるだけ早くに九九を覚えられるように工夫していただければと思います。

 

フラッシュ暗算で右脳トレーニング

先月の20日(土)のNHKで沖縄のそろばんが得意な家族を取り上げた番組がありました。ご覧頂いた方もいらっしゃったのではないでしょうか。(突撃!アッとホーム 君は見たことがあるか?習い事で合計75段家族)

フラッシュ暗算をしている時の脳の働きをMRIで見えるようにしていましたが、やはり右脳が活発に働いてることが映されていました。暗算をするときには、頭の中のそろばんの玉が動いているイメージの状態のことと思われます。右脳を鍛えるためのツールとしてそろばん式暗算をすることはやはり有益ということでしょうね。これはほかにも将棋や囲碁を頭の中で行うことも恐らく同じようなことで、こういうトレーニングをすることは大事なことですね。

当教室ではできるだけ早くに2桁の加算、3桁の加算のフラッシュ暗算をできるようにと考えて検定の機会を一時的に増やしています。新人の入学者でも入ってから1~2ヶ月ぐらいで簡単なフラッシュ暗算をはじめています。能力開発の一環として、積極的に挑戦してもらえればと思います。