運動会と通信競技大会から

春の運動会、スポーツ大会が5月は毎週地元の学校で開かれています。よい天気だった、24日(土)には少し時間が取れたので、生徒の通っている近くの小学校3校をはしごして応援をしてきました。徒競争、ダンスや騎馬戦、綱引き、リレーなどいつもとは違った姿が見れました。それぞれの学校でも個性があり、おもしろいですね。

ところで、先週、教室内で参加できるそろばんの競技大会の「 第15回全神奈川通信競技大会 」を行いました。 これまで競技会に参加したことのないメンバーの初めて組からも、8名が参加し、一定の珠算級、暗算級に到達の昨年入学の新2年生から中学生までが挑戦しました。 順位の結果は、7月ぐらいです。2回目以上のメンバー17人は、年に2回のこの競技会の成績で自分の実力を比較ですね。

また、25日(に、その前2回(13回・14回)の大会に参加していたメンバーの中で一定基準を満たしたメンバー6人が、川崎商工会議所のホールで県大会の「 チャレンジ神奈川大会 」に参加しました。 この大会は通信競技大会のこれまでの得点で、SI、SⅡ、SⅢのクラス別で競うということもあり、SⅠクラスで1人が、2つ入賞、SⅡクラスは、参加人数も多く、今回は入賞を逃しましたが、一方で、SⅢクラスに参加した3名が全員、1つ以上の賞に入る大健闘をみせました。 参加者には伝えていましたが、クラス分け参加の強みを発揮した結果ですね。おめでとうございます。

そろばん学習は日々技能を習得することが目的になりますが、このような大会に参加することで、今の実力試しをしてみるのも、励みになるだけでなく、よい能力向上になりますね。賞がもらえれば記念になることも加わり、なおさらでしょうね。普通に頑張っていれば全員にチャンスがあるのもよいですね。

習い事と時間の使い方

今年も昨年同様に、新しくそろばんを習う生徒さんがたくさん増えています。とても、嬉しいことですね。 昨年にはじめた低学年の生徒さんも、誰一人欠けることなく全員、それぞれ各自のペースで学び、一歩一歩進んでいます。こちらも嬉しいことです。 初心者の1部の時間から中級クラスの2部の時間に移動した人もたくさんいますので、レベルアップはできていますね。マイルストーンとしては、習い事として週2回、そろばんを選択した結果が検定の合格などで少しでも明確になればと思っています。

今、この地域では、ちょうど学校に慣れてから習い事を決めるという検討をされている方が多いようです。その時に、習い事の選択の際には、ゴールを明確にした時間のかけ方もご考慮いただいた方 どっちつかずにならない ものと思っています

今の時代、いろいろな習い事の中からいくつかを選択をするのもなかなか難しく、全部が選択できればよいですがそれもできないですので、時間の使い方も目的的に考えた方が効果的と思います。 その中で例えば、いろいろな習い事を選択する関係で週1回でというご希望もありますが、そろばんだけでなく一週間経ったら忘れてしまう可能性のある技能修得が目的とすればやはり最低週2回程度は時間を確保いただきたいと考えています。

どういうものかを知るレベルでよいとか技能の習得スピードは拘らないとかならば週一回でもよいと思いますが、それでは結果に対して、使った時間の使い方がもったいないと考えています。 せっかく習うのですから、それ相応の技能レベルまでは一定期間で到達してもらいたいからですね。自宅学習が十分可能(?)という場合もですが、そもそも他で時間が厳しいはずですので、現実的に考えてと思います。

また、そろばんは、どの時点ではじめても一人ひとりのペースで習い続けられるものでもあります。途中で始めたら着いていくのが大変というような習い事でありませんので、その点の習い事としてはメリットがあると思いますね。

どのような習い事もどの程度の時間を確保し、どのようなゴールを定めて習うかそれが大事なことと思います。いかがでしょうか

伸びる人の基本

6級以上になると暗算12分、そろばん30分の時間枠があります。練習を普通にすれば、なんなくその時間内で問題を終わらせることができるようになる人とそうでない人が同じぐらいに習いはじめた人でもでてきます。

その時間中、集中し続けられない」という根本的な問題があることが、他にもかけざん九九を覚えていない(覚えない)という基本的な場合もありますが、その前にあります。

以前に「集中力」というテーマでコメントしたことがありましたが、まさにその点が重要な第一のポイントです。今、次々と検定で昇級している人と違って、なかなか進めない人の中にここができてない人がたくさんいます。 「そろばんをすることの前の段階で止まっている人」ともいえます。まずは、ここができるようにです。

トレーニングとしては、最初は、読上暗算や読上算などのもっと時間の短いものからスタートし、次は、暗算の12分間が第一関門です。

伸びる人は、「一つのことにしっかりと一定時間、集中する」ができています。とても大事なことですね。