昨日21日、「学力テスト(小6と中3)」が全国の小中学校で行われ、今朝の新聞やインターネットで問題が公開されていましたので、さっそく、小学校6年生の算数と国語の問題を解いてみました。時間のある方は、文字が小さいですが、新聞各紙に掲載の問題に挑戦されてみてはと思います。
幅広い範囲からの出題とともに、単元別にその中からピックアップした一つ一つの問題は日常利用に繋がる内容が多い印象です。設問は、とてもよく考えられており、目的も明確で、答えるためには単に与えられた数字の計算だけではなく、式の立て方にもよく考えることが必要になり、かなり思考に重きが置かれているように感じられる内容でした。
算数は、「おつかい問題、時刻の問題、円、四角形や三角形の性質利用、割合問題、概数利用問題など」、国語力はもちろん、論理的思考力が要求されるレベルの問題がB問題はほとんどで、これはとても計算力だけや、その場しのぎの勉強では対抗できませんね。教室で実施の簡単な算数問題でも苦手の人の多い単元の内容ですね。
国語は、文章の内容を読み解く力が要求されているようで、構成や要旨把握を中心に、コラム、あるいは漫画などを使って問題が作られており内容としては、面白いですね。ただ、これも慣れていないとなかなか難しい問題かもしれません。
他の理科や中学生の問題も時間を見つけて確認する予定ですが、今日、6年生、中3生が来たら感想を聞いてみようと思っています。