教室では10月末から先月11月の時期は、10月の検定試験に加えて参加している競技会が2つあり、全てに取り組む人はとても忙しいタイミングになります。しかし、一気に力をつける良い時期でもあり、確実に技量が向上していることが見えるようになります。
日々の練習の中には一つ上の級や段を受験するために、これまでの級より桁が大きくなった問題を時間内に解く、検定試験に向けての練習。やさしい問題から難しい問題のピラミッド型の問題を、早さと正確性を追求する競技会の練習。それぞれ身につく技能があります。
特に後者のやさしい問題を間違えなくなる、早く正確に問題を処理する能力を付けるというような基本に忠実にできる技能を確認しながらの競技会の練習は通常にも大事なことです。教室では時々、全員に競技会とは関係なく、その問題に取り組ませています。その結果、各人の弱点も解消されていくようになります。
12月末には教室の6割ぐらいの人が参加(2年前の2倍以上の人数が参加、一定レベル以上は誰でも)の通信競技大会の結果が戻ってきます。毎回驚かされることですが、半年間でどんどん技能が向上していることが得点結果からわかります。 今回も練習時に半年前の5月比で100点以上の向上が見られたメンバーがたくさんいました。 明らかに技量(スピードと正確性)が向上しているということです。また、今回は、そろばんをはじめて半年の人、1年以内の人も参加できました。短期間で基本をマスターした証左ですね。これからもとても楽しみです。