10になる数 小1算数

「 1と9で10、2と8で10、3と7で10、 ・・・ 8と2で10、9と1で10 」 これは小学1年生の算数でつまづきやすい、10の合成と分解です。しかし、算数の基本中の基本の内容です。そろばんでは初級の最初の方で習う内容です。

そろばんをはじめたばかりの年中さんから2年生ぐらいの新入生の1部の時間の人のほぼ全員が、夏休み後ぐらいから正しい指の練習として、一定時間同じ数だけたす「 1だけ足し算 」からスタートし、「 9だけ足し算 」まで到達しました。最初は多くの幼稚園生などは習っていないので、10になる数がわかっていませんでしたが、この練習で次々と当たり前のように10の合成をマスターしています。 そろばん技術の基本」ですが、これがとてもよいところですね。*上級者も正しい指使いの練習でもう少し高度なことを行っています。

最初は「難しい」と言っていた何人もが半月ちょっとでなんなくこの段階をクリアして次のステップに登っています。「覚える必要のあることを繰り返すことで反射的に身につけている」ということですね。次は、しばらくのちに「 かけ算九九 」にも入ります。最近は高校生でも覚えていない人がいるなど、なかなか覚えられない人が増えているようですが、「 そろばんでは必須  」となります。ここもとても大事な要素であり、10の合成・分解とともにそろばんを習う一つのメリットかもですね。