「 100円ショップで3個の商品を買いました。いくら払えばよいですか? 」 お子さんに聞いてみたらできますでしょうか? 今、この買い物をいくらのお金をだしてよいのかすぐにはわからないお子さんが多いようですね。 買うものが1個の場合ならば(108円を覚えていて)すぐにできるかもしれませんが、3個となるとどうでしょうか? そしてさらに、「 1000円札を出しておつりをもらいます。いくらのおつりが戻ってきますか? 」 となると「 もはや? 」となる人ばかりのようですね。
買い物の「 消費税を計算するとどうなるかと補数(おつりの計算)の問題 」ですが、この程度の計算が瞬時にできたらよいとは思いませんか?というより、こういう日常はありえますよね。 今は、消費税が8%ですので、具体的には、消費税の『 300円 × 8% 』 この計算ができるかどうかとなりますが、割合の計算は、4年生からです。ですので、お子さんは「小数点や%のかけ算ができることよりも、人によっては1つを買う値段の108円のたしざんから計算するかも」しれません。(1000円を払ってのおつりは引き算から計算。)
やり方はどちらでもよいとは思いますが、日常生活の上では、誰もが学校の算数で習う習わないにかかわらず、早くからこの内容をできた方がよいようにも思いますね。このような計算がすぐにできないということは、残念ながら「 一人で、お金を持って、ちゃんとおつりをもらって帰ってくるような買い物をすることが、小学生の高学年になるまでできない可能性がある 」ということと同じになってしまいますね。ですので、日々の中でもこのような計算はできるようなトレーニングは必要と思いますがいかがでしょうか?数感覚のトレーニングや計算慣れの必要性ということですね。