習い事としてのそろばん

新年からあるいは来年度からの習い事を検討されている方も多い時期になりました。その選択肢の一つに「そろばん」も是非とも入れていただけばと思っています。そのためには、どのようなことが習得できそうか、できるかですね

特に多くの方との話の中で「定時間保持できる)集中力・忍耐力」「(間違わない)注意力」「(クリアするまで)やり抜く力」「(イメージを保持できる)記憶力」、そして「暗算力、計算力」の向上が恐らくたくさんの方がイメージできる共感の持てる内容と思われます。 目に見えるもの、結果として残るものとして「検定試験合格」というものはありますが、それ以上の習得内容といえるように思います。単なる「そろばんというツールを使った計算方法だけではない」最近話題の「 非認知能力 」の部分です。

さらに、検定試験で、合格したり不合格だったりすることで「自信やリベンジ(回復)力」を養うことができることも重要な要素と思っています。「正しい努力を、一定期間、一定量すること」で、技術の向上と試験合格というものを体験でき、一方で合格に届かなかった時に再挑戦し、リベンジすることを学習します。最終的にはクリアしていくことで「将来どのようなこともやればできるのでないかという(一種、根拠のない)自信」がつく、こういうことを反復トレーニングしながら学習できる習い事がそろばん学習の良いところかもですね

「体力を身につけるため、勉強の復習や予習のため、音楽系の技能を身につけるため、将来スポーツ選手になるため、文字を綺麗に書けるようになるため、計算力をアップさせるため」など習い事にはいろいろな目的がありますので、その中でも「どの習い事がどういう技能や能力を習得できそうか」よく調べて選んでいただければと思います。もし、その一つにそろばんとの出会いを検討していただけれたらと思います。