男子サッカーのワールドカップ出場が決まりました。後半終了間際の失点であきらめず、最後まで全員で取り組み、本田選手がPKをあの緊迫感とプレッシャーの中で決める「集中力」、とても素晴らしいですね。 その本田選手も苦手なことがあったそうです。それは「走り」。それを克服するために、高校時代に陸上部の同級生に走り方を教えてもらい、さらに早朝のサッカーの練習の前に走り続けたそうです。結果、40分で6キロぐらいだったのが、10キロに伸び、その努力が目に留まりプロへの足がかりになったとか。 何事も結果をだす、できる人はできないことに対する努力を惜しまないものですね。
さて、再来週にはそろばんの検定試験があります。まだ、合格点に届かない人がいますが、その人の共通点の多くは、「スピードが足りない(=問題を時間内に回答できない)」 ということと 「正確性がない」ということです。これは、上記の内容や以前のコメントに記載と同じようですが、「時間を意識し、集中して、時間内にできるまでやる。そして、できない問題をできないままにしない」が基本です。日常でも、「やれないからとか、わからないから」とかの言い訳をして、結果を出すための努力を怠ることのないようにしたいものです。
それから、合格のボーダーラインにいたり、まだ技量不足が日々の結果で分かっているときに、毎回集中し、やり遂げる。時間を少しでもかけて最後の追い込みや、合格しようと努力する姿勢も大事ですね。(当教室では、試験の直前には可能な限り追加時間になったとしても別の時間でも来るように指導しています。) このような努力をすることは、そろばんだけでなく、どのようなことにも共通する内容と考えており、このようなことができる人が嬉しい結果にたどりつけると思っています。