諦めない精神力、使える能力

サッカー、ラグビー、WBC・甲子園の野球に続き、今回は、バスケットボールのW杯の大会を見て何を感じたでしょうか。そうです、「最後まで諦めない精神力」をまた見ましたね。残り時間が少なくても諦めず、チーム全員が一丸になって勝負にこだわって「追いつこう、追い抜こう、やり抜こうとする力」、日本のスポーツ界の技能だけでない、メンタル面の向上はここ数年の目を見張るものがありますね。陸上や水泳出身のメンタルトレーナーのお話を聞く機会も増え、レベルが上がっていることが実感できますね。ところで、これはどのようなものにも共通する力ですね。ギリギリまでやってみようとすること、さてこれは、どれくらいできていますでしょうか。

また、スマホ、コンピュータの進歩、インターネットの進歩は凄まじいですね。インターネットが使われはじめた初期のころから、パソコンもマイコンと言われたころから、携帯電話もNTTドコモのNTTから分離のころから使ってきたものとしてはなかなか使いこなせないレベルまで進んでいますね。いずれ本当に人間がコンピュータなどの機器、機械に支配される時代がきてしまうのかもですね。でも、それでよいのでしょうかね。コンピュータに使われるではなく、「使いこなすことを忘れずに」ということを大事にしたいですね。そのためには「上手に使う」ということを考えることですねさて、これもどれくらいできていますでしょうか。

ところで、そういう時代に「そろばん学習をするのはなぜか?」についてですが、それは「検定合格や競技での勝負ということでもなく」、さらに「そろばんというツールを使った計算だけではない」ところにあるように思いますね。例えば「一定時間集中し、物事に取り組めるようになる」、「紙や道具を使わずに、頭の中だけでも計算できるようになる」、「数字を記憶し、使えること」などがあります。前者は「やり抜く力」ですね後者は「機器に頼らない人間力(AIにも戦える力かも)」とも言えますね。「かけ算九九を暗記してスピーディに使える」、「大きな数字を見ても全く拒絶感がない」などもありますがそれとも違ったものですね。実際に経営者のような人の中の出来る方は経営上の見た数字を使って「数字を操れるようにもなる」という言い方が当てはまる場合もありますね。ちょうど見ていた日曜日のドラマの中でも、あっという間に計算した数字を使って施設での不正を見つけた主人公がいましたね。爽快に感じませんでしたか?そういう能力の基本を学習できるのがそろばんの良いところで、「そろばんを学習する」ということの意味はそういうところにもあるように思いますがどうですかね。使える力、技能、能力ですね。