毎年「ノーベル賞」の授賞者の発表があるとワクワクしますね。「どなたが」ということもですが、「どういうことができた人、どういうことを評価されて」受賞されるか、とても面白いですね、今年も日本人の受賞がありました。今回も大阪や京都の方の受賞でした。関西(特に京都大学でしょうか)の方が何事にも「遊び心」というか「好奇心の幅、深さに違い」があるのかもしれないですね。地域、環境の違いでしょうかね。学力が優秀、まじめや堅実性だけとは違うもののように思います。ただ、世の中の役に立つかもしれないことを地道に継続的に研究し、はじめてそれを見つけた人という点では共通しているように思います。「何を面白いと感じるかは人それぞれですが、それに気づくことができる人」というのはやはり少ないでしょうね。
そろばんでも、「どうやったらもっとうまくできるだろう、もっと早くできるだろう、間違わずにできるだろう」など考えて、基本となることをやり方をしっかり繰り返しの努力で習得し、その上で何かの方法を見つけて自分なりの工夫をするなども大事ですね。反復練習でしっかりとした基礎を固めた後は、一つのレベルの仕上げの段階でそれが大事ですね。ちょっと違うかもしれませんが、今回のノーベル賞の内容の基礎研究の中で偶然見つけた(気づいた)ことというのも似たようなことかもしれませんね。
ところで、教室では、月末の10月検定に向けてたくさんの人が頑張っています。日商検定の1~3級の試験場検定にも8人が挑戦です。教場での検定も含めて、あといくつかの種目の合格で、3月の優良生徒表彰式の対象者もいますのでしっかりと頑張ってもらえればと思います。また、中級、下級検定にもなかなかできるようにならなかったメンバーが2週間前に合格点に届き始めています。これまで集中力が続かなった人も意欲の意識が前向きに変化し、結果がではじめて頑張っている姿は誰でもメンタル面(非認知能力の範囲)が整うと前進するということですね。今回は特に、珠算6級の受験者の3年生から6年生の中にたくさんそういうメンバーが何人も見れます。成長し、技能がレベルアップできるようになってることはとてもうれしいことですね。時間はかかってもやはり、「継続は力なり」ですね。