忍耐力、やる気、意欲・・・

教室では、教場検定、試験場検定に続いて「フラッシュ暗算」の検定試験も終了しました。今回は、15人の合格でした。連続合格のメンバーもたくさんいましたが、練習不足で全くできない人や80点の合格点にあと10点足りないなども多数でした。やる気をもって、失敗しても意欲高く練習に取り組んでいるメンバーの中には合格をし続けている人もたくさんいますが、一方で試験直前だけの練習で挑戦し何回も合格できないメンバーもいつものことですがいますね。

最近は、「できなかったり、やる気がでなくなったらすぐに諦めてやらないとか、別のことに」という風潮がありますね。とても残念な習慣ですこれを繰り返すとどうなるかですが、「忍耐力がなく、できることが少なくなること」は自明の理ですね。どのようなものでもできるようになるにはそれ相応のかける時間と忍耐力が必要です。苦手だからできないではなく、やり抜こうという意志がなくできないパターンが多いのですが、これを続ける人は、将来不安ですね。

ちょうと土曜日の早朝のテレビ寺子屋という番組を見ていて、IQよりEQが必要とされる時代になってきているというお話を有名な女性の弁護士の先生がされていました。「これから必要とされる能力とは何か」ですね。少なくとも普通の人多くの人ができていることをできないままにするということはないようにしたいものですね。

2月試験場検定結果(速報)

2月9日の試験場検定の結果が発表されました。教室の珠算2級の受験者は1名で、結果は合格でした。おめでとうございます。前回5点不足だったでしたがリベンジです。教室の今の2級の該当者は、10月に3名、今回2月に1名で4名とも合格しました。先に合格のメンバーは次は、準1級に挑戦ですね。珠算3級は、今回もなかなか厳しかったですね。結果は、2名が合格です200~220点ぐらいのあと少しの得点で240点の合格点に届かずというメンバーが4人。8割以上を検定で出せる正確性をもう一歩アップする必要がありますね。次の日商検定は、6月になりますが、チャレンジできるメンバーは準2級にもですね。少しでも高みを目指しましょう。

2月教場検定結果(速報)

2月の教場検定の結果を張り出しました。今回は1、2年生の全種目での頑張り(1年5人、2年3人)が目立った点と数名が最後に追い込み駆け上がって合格点を出せた嬉しい結果があった検定試験でした。全体としては、何人かは残念ながら結果が伴わない人がいましたが練習時に一生懸命頑張っていた人の多数が合格し、次のステップに進めます

種目別には、「 珠算 」は、7・8級は全員合格4~6級は、頑張りましたが約半数の合格準1級は玉砕準2級は2名とも合格でした。中でも、4級に1年生が2人、3年生が2人の計4名合格。6級の4名合格のうち2年生の2人と4級までの合格者に年長を含む2年生以下が7人準2級と5級に練習時には、練習ではなかなか合格点を出せていないメンバーが最後の頑張りで合格点を出せましたとても嬉しい結果です。「 暗算 」は、2級、3級は各1人、4級・5級は1年生3人を含む、全員が合格でした暗算の3級にも練習時にあと一歩まで来ていた人がギリギリで合格点に到達しました。「 読上算 」は、1級以上は玉砕、2級、3級は各1人、5級の合格者が7人、4・6級は2人ずつ合格でした。 「読上暗算」は、3級が玉砕しましたが、2級、5~7級は各1人、4級は半数が合格でした。3級の結果は残念ですが、次回にですね。

結果を見て今回は特に「練習時の努力姿勢が大きく反映している」印象がありました頑張った人の多数がレベルアップできたということと諦めず努力し続け、最後に駆け上がってクリアした人もいます。一方で、練習時は集中してやらずに、試験はいつもより気合を入れて受験するだけの人は届かずの感があり、試験だけ受けて合格するような甘いことはなかなかないですので毎回とはできないにしても日々まじめに努力をすることが大事ですね。

小学校でのそろばん授業

新百合ヶ丘からバスで少し入ったところにある小学校に「 そろばんの出張授業 」にいってきました。今回は、「 4年生の算数のそろばんの単元 」です。2クラス各2時間の計4時間、午前中一杯ででした。2クラスとも皆さんとても元気で、キラキラした目をしていて、あっという間の各2時間を過ごしました。今の小学校の算数は、3年生で4ページ、4年生で3ページのそろばん単元があります。今現役の小学校の先生もそろばんを学習したことがない方も多く、困っていて、学校の先生が教える場合に他の学校ではそろばんを習っている生徒が先生にアドバイスしながら進めているという話も伝わってきています。

今回、実際はどうかと思いましたが、1年前の3年生の時にそろばん学習をしたはずでしたが、予想通り、習ったことを覚えていない人など今、そろばん教室で習っている人以外はほとんどの皆さんが初めてと同様という状況でした。ということもあり、最初にそろばんを習っている生徒を確認しわかない人に教えてもらう「小先生」になってもらうことにしてスタートしました。最初の教室で2名、2教室目は少し多く7名だったと思います。当初3名ぐらいと聞いていましたが、2教室目は多かったですね。「小先生」も途中、楽しそうに教えていました。よい経験ですね

授業は少し考えて、やり方を学ぶことの前に、そろばんの歴史から入り、持ち込んだ「古いそろばん」を見てもらい興味を持ってもらうことからはじめました。新しいもの・ことを見る、知るからで興味スイッチを入れてもらい、それから、そろばんの珠の使い方、3年生の時の復習になるそろばんの名称、珠の一珠・五珠の入れ方、計算の仕方など、それからようやく4年生の範囲になる、そろばんを使っての「大きな位(兆までです)、1より小さい位の学習」とそれを使っての「大きな数や小数点の数字の読み方」など時間的には2時間では足りないのでできないところもありましたが、今回は、あえて、できるだけ算数の教科書にも沿ったポイントを押さえての学習としました。どこまで理解できたかわかりませんが、少し趣の違った算数の学習だったかもしれせんね。どうでしょうかね。