2014そろばん・あんざんコンクール

昨日11月9日(日)、武蔵小杉の川崎市総合自治会館で市内全地域から集まった130名ほどのそろばん塾・教室の生徒が一堂に会して毎年開催の「そろばん・あんざんコンクール」が行われました。教室からは、4年生5名、5年生1名、6年生3名、中学生は、1年1名、2年2名の合計12名の選抜メンバーが参加し、日頃の技能を競い(試し?)ました。

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大会風景です。

 

 

成績結果は、4年生以下の部では、個人総合と読上暗算は入賞できませんでしたが、2名が読上算競技で入賞。 5・6年生の部では、人総合の3位枠に1名、入賞枠に2名読上暗算も、3位枠に1名、入賞枠に2名読上算は、3位枠に1名。 中学生の部では個人総合で、2位に100点以上の差をつけての優勝と入賞枠に1名読上暗算は、2位と入賞枠に1名読上算の3位枠に1名となりました。昨年同様に、大変よく頑張りました。

はじめて組みは経験重視ですが、少数精鋭メンバーでの参加と種目別の強みを発揮です。入賞したメンバーはおめでとうございます。普段の努力のたまものですね。競技会ですので、全員が入賞できるわけではありませんが、参加者は良い経験を積めたと思います。次に活かしましょう。

それから今年も塾別競技で入賞できました。3年続けての入賞です。

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手前が今年の3位の楯です。

後ろが2012年と2013年のです。

 

 

 

 

10月上級結果と12月検定に向けて

試験場の上級検定の結果も5日に発表されました。珠算3段位の認定者が暗算段位4段も同時認定です。もう一人の暗算段位の受験者は2種目で準2段と準初段に認定です。2人ともよく頑張りました。 上級者は、1級の受験者が今回はいませんでしたので、今回は、2級、3級ではほぼ半数の合格でした。最後まで一生懸命に頑張りましたが、本番は思った内容の90%ぐらいとなってしまうことがあります。こちらもあとちょっとという人が多数で合格点に届かなかった人は、2月に再挑戦ですね。

それから12月の教場検定の申し込みも5日に締め切りました。納期がギリギリでしたのでだいぶ少なくなると予想してたのですが、予想に反してとてもたくさんの申し込みがありました。12月検定としては過去最高の申し込み人数となりました。今回は、読上算・読上暗算がたくさんです。初めての人はしっかりと取り組みましょう。さらに、納期の関係で期限に間に合わず申し込めなかった人も何人もいてこちらは申し訳なかったですね。

ところで、今月はもりだくさんの予定で、次は、9日の日曜日の「そろばん・あんざんコンクール」です。12名の選抜者は自分の力を試してみましょう。

また、この2日~3日は石川県の金沢商工会議所での珠算の研修会に行ってきました。川崎商工会議所同様に建て替えられたとてもきれいなビルの会場でした。

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それから、行きの新幹線からの富士山がとても面白い雲をかぶっている?姿でした。

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10月の教場検定から

先月10月の教場検定試験の合格発表が教室に張り出してあります。過去最高数の受験者数にもかかわらず、またまたとてもよい成績でした。4~6級の中級受験者が次々と昇級し、とうとう、教室全体の1/3以上が珠算段位~珠算3級以上の練習者になりました。どこまで技量を伸ばせるか、今後が楽しみですね。また、下級検定でも今年入学の6名を含む、珠算7~8級の受験者も全員合格です。上級者の試験場検定の結果は5日の水曜日です。こちらもどうでしょうか?

さらに、今回の種目別合格で、四種1級以上合格者が1名確定し、これまでで四種2級も、四種3級もこちらも次々確定しています。四種4級も3名が今回で確定、種目別合格1~2個が残っているメンバーも12月に挑戦ですね。 教室では、それぞれ習得できる能力が違いますので、「珠算や暗算だけではなく、読上算、読上暗算に、フラッシュ暗算を含む全5種目に力を入れています」が、今回の結果からも総合的に能力を鍛え、レベルアップしている人がたくさんいてとても素晴らしいことですね。苦手だからと逃げることをせず、是非とも挑戦し続けてほしいものです。必ず、他の何かにも結び付けられ、相乗効果がでるはずですので。

*追伸:先月の10月はコメント掲載することなく過ぎてしまいました。今月は、競技会もありますので情報は発信していきます。

*それから「のぼり」をいただきましたので、晴れた日には飾ることにしました。よい場所がなかなかなかったので、このようになりました。ただ、交差点ですので、よく目立ちます。

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習い事の組み合わせ

習い事には、「スポーツ系」、「学習・語学系」、「芸術系」、「音楽系」、「技能系」、などなど。選択には難しいところがありますね。一つだけとなれば難しいですが、組み合わせるとしたらどうでしょうか。 「スポーツと芸術」とか「芸術と技能」とか。それぞれ良いところがありますので、実際は将来性、興味や適性などからでしょうかね。

今、教室に通ってきている生徒は、スポーツとの組み合わせが多くなっているようです。「サッカー、野球、水泳、ダンス、空手」などと「そろばん」ですスポーツと技能ということですね。「書道やピアノや楽器」と「そろばん」の組み合わせも相応います。学年が上になるにしたがっては、それプラス学習塾との組み合わせですね。この地域はどのような習い事も探せば全て可能なところですので、様々です。教室としては、是非とも他の習い事もしっかりとやってほしいと考えています。

子供の頃は、やったことのないこと、はじめてのことなどは積極的に挑戦し、また、期間の継続すべきものも是非とも数年は続けてほしいものです。前者では広く浅くでも見識が広がり、後者では、忍耐力や技術が身に着きます。 また、視点を変えれば、体力を養うスポーツ系、感性を磨く芸術系、基礎能力を磨く技能系など将来のためにどのような経験をなどの目的意識を明確にすればやってみるものも自ずと定まってくるものと思いますね。

しかし、毎日一杯の時間を習い事に使えるというのも贅沢です。親の送迎の手間と費用が大変です。やはり、コストパフォーマンスも大事にですね。

行動パターン

何事にもやり方というものがあります。行動にも当然あります。

少し高い目標を定めて、それに向けて努力すること同じくらいあるいは同年代のライバルと競うことできないではなく、どうしたらできるかを考えて行動することなど。

そして、大事なこととしてもうひとつ、「時間軸」、「納期」と「マイルストーンゴール」も明確にですね。具体的には、いつまでに、どこまでいくか。そのためにどのような中継点のイメージを決めるかです。 例えば、そろばんの習い事の場合に現実的に習い続けることができる期間は限られています。5年生までかもしれませんし、6年生あるいは、中1までかもしれません。その期間中にどこまでを目標にするかです。検定の合格でもよいですし、競技会への参加や入賞、あるいは点数アップでもよいですね。

最終、小学生で珠算1級、暗算は段位という目標としたとしても、今、3年生で1年ぐらい習ったならば、3月までに珠算5級、暗算4級とか。2年ぐらい習った5年生ならば珠算3級を2月に合格とか。 今6年生で3月まで習うと決めたら今より1つずつ上の級を残り2回の検定で目指すとか。11月の通信の競技会で前回より50点以上アップを目指すとか。

こういう、「いつまでに、どこまで」というものが大事なことです。

ただ、なんとなく時間だけを使う、習いに来て時間をつぶす(浪費する)のではなくですね。こういう行動パターンを身につけてもらいたいものですね。

 

習得タイミング・・・3桁÷2桁の割り算

旧態依然の古いイメージのあるそろばんですが、近年、フラッシュ暗算や、脳トレが話題になった時に関連性からメディアなどにもたくさん取り上げられましたが、最近は話題にならないのは残念ですね。習得内容や、様々な取り組みが、どのように具体的な成果に結びついているかがなかなか明確でないことも理由でしょうね。

そのような中で、最近、室で利用の「4年生の算数問題」を採点していて、3桁÷2桁の筆算問題が苦手な生徒が多い中、暗算2級以上の学習者は皆、難なく算数の筆算でも解答をしているのを見て、やはり、ここ(習得タイミングが大事なことと感じました(日商の2級暗算の割り算が4桁÷2桁問題) 恐らく、習い始めの時期の問題はあるも、4年生までに、もう少し早くこのレベルに到達していれば多くの生徒が算数の苦手意識を持たずにできるということですね。

ほかにも何かに直結するものだけでなく、そろばんでは間接的に役立つものがあるのでしょう。しかし、タイミング良く何かに効果があることを見つけられないとですね。普通にできている人は、特に気にも留めていないでしょうが、やはりこういう点でも少しはメリットがあるということでしょうね。

*画像は特に関係ありませんが、教室横にある「酔芙蓉(すいふよう)」の花が、ちょうど白からピンクに変化するタイミングのものです。この状態はちょっと珍しいのでアップしました。140921IMG00868

 

差別化できる技能(スキル)として

今の時代はいかに他の人と差別化できる能力を高めるかが大事な時代になっています。しかし、基礎能力の中で使わなくなってしまったものがありますね。携帯電話の普及で友人の電話番号を覚えることをしなくなり記憶力(記憶と思い出し力)を鍛える機会が減り電卓の普及で何もツールのない状態での計算力が弱くなったことは年を重ねるに従って実感していることと思います。

電卓や計算機がなければ計算できない、紙に途中式を書かなければおおよその数もわからないでは「数感覚」という点では日常でどうでしょうか?不便さを感じなければ問題はないとも言えますが、それができる人は時間的にも間違いなく得をしていますね。できるレベルは必要性との兼ね合いですので、その点はひとそれぞれでよいとは思います。

「そろばんは古い?」というコメントを3月19日に掲載しましたが、電卓がなくても、紙がなくても、頭の中で計算できる計算能力の暗算力は、そろばんを少し学習すれば合わせて身に着いていきますので、これは一つの差別化できる能力ですね。特に、記憶力と計算力でしょうか。そして、その能力は小学校の低学年から訓練した方が習得も早く、できるレベルも高いことも事実です。 遅くなるに従って、頭の中にイメージする内容の鮮明さが違ってきています。

これらのために、頭にイメージした状態で計算できる暗算力を習得し、保持し続けることをお勧めしたいと思います。そろばん以外でも暗算力が鍛えられるものもあるようですので、必ずしもそろばんにはこだわりませんが、暗算力としてのその技能を、これからの将来に、人間力の一つのスキルとして身につけてみてはいかがでしょうか。

フラッシュ暗算強化月間

8月のフラッシュ暗算の検定結果がまとまり、合格者名を教室の壁に張り出しました。 最終、今月は教室全体の1/3ほどが受験し、7割以上が合格しましたので、合格者は過去最高の人数で、教場検定並みのたくさんの人数が進級します。皆さん、よく頑張りました。ほかの4種目の種目別の各自の進級の遅れを一気に取り戻しています。

内容としては、今回は、段位受験者がいませんでしたので、10級~1級の合格者です。そして、上位の1~2級は、全員が合格です素晴らしいですね。特に、4年生は次々と上級生を追い越しています。合格点に80点以上を取らなければならないフラッシュ暗算は不合格になる人も多いのですが、8月はよい結果でした。

また、今回から通常の時間内にも受験時間を作ったことも受験機会のためによい方法だったようです。はじめての受験メンバーも、長い間受験しなかったメンバーもたくさん挑戦しています。何事もやってみることが大事ですね。別の能力開発の一つとなるでしょうから。

9月にも引き続き検定時間を確保していますので、次回も是非とも挑戦してみましょう。

五種表彰、四種表彰

そろばんの技能表彰に、五種表彰、四種表彰があります。(珠算、暗算、読上算、読上暗算が四種、それにフラッシュ暗算を加えて五種) 川崎の場合には、五種表彰は日本珠算連盟の試験に合格した場合(初段以上)に賞状を、四種表彰は、毎年3月に優良生徒表彰式があり、その時に四種3級以上合格者には賞状と盾(あるいはトロフィー)が渡されます。四種4級以上合格者にも、賞状を別途いただけます。この全種目をバランスよく合格することは相応な努力が必要なことで、十分褒められるものです。当然、各種目で習得される技能は他にも活かすことができるものと考えています。(*2014.2.13 種目別に磨かれる能力 コメント参照)

今回、教室では五種2段位の認定者がでましたので、賞状は日本珠算連盟から、教室からはトロフィーを用意しました。努力の結果表彰ですのでとても素晴らしいことですね。*☆マークが五種をイメージ

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教室ではほかにも、四種取得者は、四種2級以上、四種3級以上の確定者とともに、四種4級以上もたくさんの人がすでに要件を満たし、今回来年の3月に、表彰されます。さらに、何人もの人が、表彰まであと1つあるいは2つのところに来ています。 今年の12月までに頑張って合格できれば、技能表彰としての表彰状が手に入りますので、是非とも10月、12月の検定は挑戦してみましょう。

8月検定結果と次に向けて

昨日、8月の教場検定の結果の発表がされました。6月検定が月末に近かったことから、ほとんど1ヶ月しかなかったにもかかわらず、全体としては良い結果と言えるでしょうか。今年の3月の入学者が珠算6級の満点合格や、さらに、6月検定からの珠算や暗算の連続合格者が何人もでていますので皆さんの頑張りが見えますね。四種4級以上の合格者も1名届きました。賞状は3月にもらえます 合格者は日々の努力の成果がでてよかったですね。

一方で、あと一歩で及ばない人もです。 直前だけの練習で、その前の検定の練習をお休みしたり、練習時に集中力を切らして途中で止まり、なかなか合格点に届かないという状態だった人が合格できなかった結果がでています。 毎回指導されていることをしっかりと理解し、日々努力をすることが大事です。突然できるようにはなりません。今回ダメだった人は、次回にリベンジしましょう。

また、今年もこの時期に、体験学習希望や9月からの入学希望のご連絡も入ってきています。こちらも新たなことをはじめるのもまたよいタイミングかもしれませんね。 すでに入学した皆さんも追い越されないようにです。 前回のコメントの通りで、この期間は現状の実力確認と各人のテーマごとの能力アップを考えたカリキュラムになっています。一人ひとりが次のステップに向けてしっかりと目標をたてて頑張りましょう。