旧態依然の古いイメージのあるそろばんですが、近年、フラッシュ暗算や、脳トレが話題になった時に関連性からメディアなどにもたくさん取り上げられましたが、最近は話題にならないのは残念ですね。習得内容や、様々な取り組みが、どのように具体的な成果に結びついているかがなかなか明確でないことも理由でしょうね。
そのような中で、最近、教室で利用の「4年生の算数問題」を採点していて、3桁÷2桁の筆算問題が苦手な生徒が多い中、暗算2級以上の学習者は皆、難なく算数の筆算でも解答をしているのを見て、やはり、ここ(習得タイミング)が大事なことと感じました。(日商の2級暗算の割り算が4桁÷2桁問題) 恐らく、習い始めの時期の問題はあるも、4年生までに、もう少し早くこのレベルに到達していれば多くの生徒が算数の苦手意識を持たずにできるということですね。
ほかにも何かに直結するものだけでなく、そろばんでは間接的に役立つものがあるのでしょう。しかし、タイミング良く何かに効果があることを見つけられないとですね。普通にできている人は、特に気にも留めていないでしょうが、やはりこういう点でも少しはメリットがあるということでしょうね。
*画像は特に関係ありませんが、教室横にある「酔芙蓉(すいふよう)」の花が、ちょうど白からピンクに変化するタイミングのものです。この状態はちょっと珍しいのでアップしました。