習い事はうまく組み合わせて

そろそろ4月の新年度に向けて習い事を検討されている方が多くなっているようで、問い合わせも多くなり始めています。また、この地域ではスポーツ系、芸術系、技能系なども新入生の募集案内も様々なところで目につくようになり、特に、学習塾の新年度の入学案内のちらしも毎日のようにたくさん入ってきています。

ところで、そのような習い事の中で、「そろばんのよいところは書道、スポーツ、音楽系などと同じようにいつからでもはじめられること」ですね。そして、その技能は算数や日常生活にも活かせることですね。さらに、集中力や記憶力のようなものはすべてに利用できるかもです。

この時期には、「将来に向けて、どのような技能や能力をつけていたらメリットがあるか、それを是非とも考えて習い事の組み合わせ(学習、芸術、技能、スポーツなど)を時期と内容を考えてご検討されては」と思います。以前にも、習いごと選びなどについて昨年9月、一昨年にも数回コメントをしていますので、それもご参考ください。

点数だけでなく課題を見ること

「得点、点数だけ確認をするだけの習慣」がありますが、これは大いに問題ですね。 毎回、プリントを返却された時にそうしてしまう人がいます。 最終的に合格をしなければならないタイミングでは確かに必要なものですが、練習途中などでその点数だけを見て一喜一憂というか、できたできないだけを見る習慣はダメですね。 これは、単元別でテストをし、結果だけで終わり見直しをせず、次には別の単元に進んでしまい、また同じことを繰り返す学習からきてしまっているのかもです。積み上げが全くできない可能性があります。

実力をつけるため、合格するため、合格点に到達するために、「今、何が問題か、何ができていないのか(何を間違えているのか)、そして、どうすればできるのか」を考えない、単に点数だけを見るというのは戒めたい習慣です。まずは、「課題を明確にして、その課題の解決を計ろうとする習慣」こそ大事なことですね

ローマは一日にしてならず」のことわざのように、どのようなことでも一気にできるようになることはありません。日々の少しずつの努力の結果が、徐々に合格点という目標に向かって進み、どこかのタイミングでその合格点という山を越えるものです。

珠算(そろばん)では、こういうテーマに次々と挑戦できます。級が上がるごとにレベルが上がる「検定試験」という技術のステップアップを確認するタイミングで、毎回レベルアップする数字の計算(+-×÷)のやり方、正確性、そしてスピードで鍛錬することができるものとして体系化されています。 ですので、しっかりと点数だけでなくしっかりと日々課題をクリアし続ける習慣を身につけてほしいものです

ライバルは自分も・・・

「第16回全神奈川通信大会(通称:スピード)」結果  11月中旬実施

昨年11月に実施の「第16回全神奈川通信大会(通称:スピード)」の結果が先週届き、28名の参加メンバー一人ひとりに一覧表とともに結果を伝えています。全体としては、とても良い結果でした。前回参加者24人は半年前の15回と比べてほとんどのメンバー(2名を除いて)は得点はアップし、その中でも15回の得点から100点以上のアップ者が9名(過去最高点比較では8名)でした。この結果は教室としても過去最高でした。

教室では、この大会には600点クリア基準(練習問題時の3年以上の得点、2年生は500点)を設けています。ほぼ誰でも、珠算が5級くらい、暗算4級くらいに到達すれば可能になります。 11月の今回では、新規参加者に、今年度の入学者から1名、昨年度の入学者から2名など、年2回ですので、毎回数名ずつ追加で、毎回4~5名新規に参加できています。 あと一歩のメンバーもまだまだいますので次回は30名超えとなるかもです。このように誰でも参加できる可能性のある競技会は、是非とも自分の技能の確認のためにも続けて参加し、自分の技能の向上確認(前回の成績との比較をすることで)とともに、頑張ってもらえたらと思います。 ライバルは「友達だけでなく、自分も」ということですね

また、今回のこの練習でずいぶんとスピードアップが実現しています。普通の級の問題ではなかなかできない技能向上をこの競技会の練習で習得できますので、おもしろいですね。次のこの大会は、この結果から、5月のチャレンジ神奈川大会です。もし、参加ノミネートとなったら、クラス別での競技で、同じくらいの技能メンバーでの戦いですので、大会を是非とも楽しんでみましょう。昨年は、たくさん賞状をもらっていますので。

 

あけましておめでとうございます。2015年

今年の元旦は何年ぶりかの雪もちらつく寒い日でした。ところで、このホームページももう3回目のお正月をむかえることができました。ありがとうございます。今年もよろしくお願いします。

ところで、昨年末の2日の4コマは、インフルエンザで5名ほどの当日欠席者が増えましたが、それでも全体の75%ほどの参加者でクリスマス会を行いました。問題が少し難しかったようでしたが、全員がプレゼントとお菓子を持って帰り、1年を締めました。もう少し単純計算以上をクリアできるようにと思いますが、また来年です。

さて、1月は7日(水)から始まります。2週間ほどのお休みとなっていますので、そろばんを忘れてしまっている人もいるかもですね。ということから、「6級練習者以上(全体のこちらも75%ほど)は、初日と2日目には自分の今の力を確かめる問題に挑戦」です。結果を見れば、どの程度鈍ったか(速度と正確性が落ちている)がわかる(笑い)かもです。こういう機会も大事で、この状態を早く前の状態に戻し、2月の検定に向けて頑張るようにですね。

それから、2月検定もかなりの受験人数です。今年度は、年間で前年対比で45%強増ののべ受験者の増加となっています。一人ひとりが次々とステップアップし、次々受験できる状態になりこのような結果がでています。 その点では、可能な限り、珠算は日商2級合格以上(1級練習以上)、暗算は初段合格以上を是非とも目指してもらいたいと思いますね。将来に使える技能として・・・。週2回の練習でも、小学生のうちにここまでは十分に可能と思いますので。