点数だけでなく課題を見ること

「得点、点数だけ確認をするだけの習慣」がありますが、これは大いに問題ですね。 毎回、プリントを返却された時にそうしてしまう人がいます。 最終的に合格をしなければならないタイミングでは確かに必要なものですが、練習途中などでその点数だけを見て一喜一憂というか、できたできないだけを見る習慣はダメですね。 これは、単元別でテストをし、結果だけで終わり見直しをせず、次には別の単元に進んでしまい、また同じことを繰り返す学習からきてしまっているのかもです。積み上げが全くできない可能性があります。

実力をつけるため、合格するため、合格点に到達するために、「今、何が問題か、何ができていないのか(何を間違えているのか)、そして、どうすればできるのか」を考えない、単に点数だけを見るというのは戒めたい習慣です。まずは、「課題を明確にして、その課題の解決を計ろうとする習慣」こそ大事なことですね

ローマは一日にしてならず」のことわざのように、どのようなことでも一気にできるようになることはありません。日々の少しずつの努力の結果が、徐々に合格点という目標に向かって進み、どこかのタイミングでその合格点という山を越えるものです。

珠算(そろばん)では、こういうテーマに次々と挑戦できます。級が上がるごとにレベルが上がる「検定試験」という技術のステップアップを確認するタイミングで、毎回レベルアップする数字の計算(+-×÷)のやり方、正確性、そしてスピードで鍛錬することができるものとして体系化されています。 ですので、しっかりと点数だけでなくしっかりと日々課題をクリアし続ける習慣を身につけてほしいものです