やりぬく力

「やりぬく力」、「やり遂げる力」について考える機会が続いています。ことわざでは、「石の上にも三年」とか「雨垂れ石を穿(うが)つ」などがありますね。関連する、「根気よく続けること(持続性)」、「忍耐力を高めること」も何事にも重要なファクターですね。

ところで、「やりぬく力」「やり遂げる力」は、頭の良さや要領のよさとは違うもう一つの能力かもですね。いかに学力的に高い能力を持っていても、この能力があるかないかはいろいろな所で顕著な結果にあらわれるように感じますね。いかがでしょうか? 結果的に、「やりぬく力」のある人はできることが増えることなどから、より新たな世界に飛び出していける可能性が高いということでもあり、一方、逆の場合には、できることも増えず、何事も中途半端で終わるという狭い世界で終わってしまうかもですね

一定の能力を保持しようとするのであれば一定のレベルまで持ち上げること、到達できていること(超えている)が必要でしょう。そのためには、何事にも「やりぬく」ことが必要ですね。ただ、ダラダラと時間だけを費やしたり、できることの繰り返しだけをしているというような行動は戒めたいものです。

前回の「試験に向けての練習」と「試験結果」の相関関係を見てもそう感じるところがあります。

そのような中でやはり、そろばんの「一定の時間、集中し続けること」と、「一定の時間内に問題を解くこと」という練習スタイルは、この「やりぬく力」、「やり遂げる力」の能力を鍛えるにはよい一つの訓練のように思いますねさらに、一定レベルに到達するとさらに上のレベルに挑戦することになるというのも、同じことの繰り返しにならない仕組みでもありますので。 もしかしたら、そろばん技能が上がることよりも、そろばんでこの能力が鍛えられることの方が大事のようにも感じますね。「ニワトリが先か卵が先か」かもしれませんが・・・。

6月試験場検定結果

6月の試験場検定の結果を教室に掲載しています。スポーツの試合と重複し受験できなかったメンバーもいましたが、結果は、2級は残念組みが多数でしたが、3級は前日練習(希望者)に来たメンバーのみが合格という最後まで少しでも頑張ろうとしたメンバーのみに良い結果がでた内容でした。合格者はおめでとうございます。リベンジ組みは、次は10月です。

何事も過信せず、また、甘く考えず、最後まで努力を惜しまず、また、怠らず、などが大事ということですね。

また、今回の日商3級の合格者の中には、去年の3月、6月からはじめた1年ちょっとや1年のメンバーもおり教室の週2回練習でもしっかりと頑張ればこの学習期間でも技能習得は可能ということですね。

*全く関係ありませんが、教室の横で育てた山百合(やまゆり)が見事に大輪を咲かせました。今年は気候があっていたのか、全部で15個ほど開花しています。高石の隣の地元の地名の「百合ヶ丘」は由来はこの花からです。今は地名は「新百合ヶ丘」の方が有名かもですね。

やまゆり1

*山百合

6月教場検定結果から

本日、先週に実施の6月教場検定の結果を教室に張り出してあります。総合的には、とてもよい成績です。 四種目(珠算・暗算・読上算・読上暗算)合格者が2名、三種目合格者も3名(1名はもう一種目は試験場検定の結果待ち)となど、各自が常に上だけでなく横にも挑戦というスタイルでも結果を出した内容となっています。複数受験者は努力しなければとてもこの結果はでませんね。よく頑張りました。 数名残念な人もいますが、そのメンバーは次回リベンジです。3級以上の試験場検定の結果は8日(水)ですので該当メンバーは良い結果であればよいですね。

今回の種目別の特記事項は、全体の受験者数はそれほど多くありませんでしたが、4~6級の珠算は受験者の9割ほどの合格といつも以上にとてもよい内容でした。暗算では、ちょうど1年前入学で週2回制の学習期間での2級合格者が2名、自宅でも努力もしているようですので素晴らしいですね。読上算も、なかなか挑戦するメンバーがいなかった読上算1級に合格者が、読上暗算も弐段の合格者など全ての種目の頑張りも目立つ内容でした。

最近は、様々な珠算の種目に積極的に挑戦する生徒が多く、全体としてとても短期間にレベルアップしています。武器になる珠算の力を早期につけて、勉強もスポーツにも挑戦です。長期間習っている中学生も野球やソフトボール、小学生では野球、サッカーなども一生懸命頑張っています。何事も努力を欠かさない人は、結果がついてくるということなのでしょうね。