小学校でのそろばん授業

先週の3/2(木)、3(金)に小学校へのそろばんの出張授業」を昨年に引き続き行ってきました。小学校の教科書には、3年生と4年生に「そろばん」の単元があります。学校内の先生が行うことも多いですが、担当できる先生がいないときに「出張授業依頼」が入り、この小学校は昨年に引き続き2年連続での訪問で、昨年は4年生も行い6クラスでしたが、今年は3年生のみで、珠算協会のもう一人の先生と2人で行いました。

新百合ヶ丘駅から少し入ったところの小学校で、今年は3年生の3クラスに、2コマごと2日にわけて、1日目2クラス、2日目1クラスに「算数の3年生のそろばんの単元」のところの出張授業でした。クラスの中のそろばんを習っている人にも「小先生」として手伝ってもらいました。人に教えるのはよい勉強にもなりますね。

3年生の授業の場合にはそろばんがはじめての人がとても多く、興味津々の人もですので、最初に「そろばんが日本に伝わってきた歴史」を古いそろばんも見せながら話したり、実際に触ってもらったり、学校で少し前に行った「生田緑地の民家園の商家に置いてある古いそろばん」の話や、そろばんの漢字の関連の時事や小学校の地元の歴史と比較するなどして、使い方の運指だけではなくちょっとでも関心をもってもらうようにしています。これまで同様にこの内容は皆さんとても興味があるようで、元気に質問にも答えてくれました。

運指の学習のプリントでは短時間学習ですのでついてこれない人もどうしてもでてしまいますが、大半の人は一通り3年生で必要なところまでの「読み方、動かし方、足し算・引き算の基本を学習」した上で、算数の教科書の4ページ分の内容と例題も行い、1クラスの2時間はあっという間に終了しました。生徒の皆さんはいつもと違った学習で楽しめたようにも思いますがどうでしょうかね。こちらも、2年続けて同じ小学校での出張授業でしたので安心して授業ができ、今年もとても楽しい時間でした。