5/28チャレンジ大会で大健闘

昨日、5/28()に横浜の石川町の労働プラザで「グランプリジャパン神奈川大会(チャンピオン神奈川大会・チャレンジ神奈川大会)」が開かれました。チャンピオン大会に31名、チャレンジ神奈川大会に202名の申込のあった大きな神奈川県大会です。今年は、教室からはチャレンジ大会に12名の参加(14名の申込で2名欠席、SIクラス1名、SⅡクラス6名、SⅢクラス7名)でしたが、昨年同様に優勝に6つなど大健闘でした。この大会は、前年2回の「全神奈川通信珠算競技大会」に参加した人が参加資格のある大会で、その大会の得点によって4つにクラス分けされて同じくらいのレベルの人と競技ができる珍しい大会です。教室では、対象者30人ぐらいの中で、珠算3級練習者以上から参加メンバーを選抜しての参加です。

結果は、今年も同点決勝のない大会でしたので、優勝に4人で6つSⅠクラスの読上算競技、SⅡクラスの読上算競技、フラッシュ暗算競技(2人)、SⅢクラスの読上暗算競技、フラッシュ暗算競技、2人は2つずつ)が、2位以下の入賞も、SⅡクラスのかけ算競技、みとり算競技、読上暗算競技、フラッシュ暗算競技に各1人、SⅢクラスでは、58人参加の中の個人総合競技の2位(1位の人と5点差)に、かけ算競技(2人)、わり算競技(2人)、みとり算競技、読上算競技(4人)、読上暗算競技(優勝以外に4人)、フラッシュ暗算競技(優勝以外に2人)でした。全員が入賞とはできませんでしたが、昨年に引き続きとても良い成績でした。普段の検定中心の練習の成果を総合種目(かけ算、わり算、みとり算)だけでなく、種目別(読上算、読上暗算、フラッシュ暗算)でも試すことのできるこの大会は、とてもよい機会ですね参加した皆さんは、楽しめたと思いますがどうでしょうかね。以前にも伝えましたが、日々、当たり前の練習をしっかりしていれば、このようなご褒美がもらえることがあるということでもありますね。昨年同様に優勝のトロフィーの6個は、恐らく来月中旬ぐらいに教室に届きますので、これも楽しみにしていましょう。

そろばんで身につく計算力

そろばんを習うと「計算が早くなる、計算問題を早く解ける」ようになることは確かですね。「算数、数学には武器になる技能(スキル)」です。それはツールとしてのそろばんを使わない「暗算力」がアップするからですね。足し算だけでなく、引き算、かけ算、わり算も技能のレベルが上がれば上がるだけ桁数も大きな数まで暗算で可能です。どこまで可能かは、どこまでやろうとするかとも言えますね。例えば、そろばんを3年ほど習った人ならば、「2桁の10個程度の足し算(あるいは3桁の足し算)、2桁✕2桁の掛け算(あるいは2桁✕3桁(3桁✕2桁))ぐらいまで」はそろばんを使わずに暗算で普通にできるようになります。当然、算数の計算は早くできるようになりますね。難点は、レベルが低いとミスも多くなりますので、ミスが減るのは暗算1級問題を満点近くできる必要はありますね。

先週にやさしい問題から難しい問題のピラミッド型の通信型の競技会の「第33回の全神奈川通信珠算競技大会」に教室の約60名が取り組みました。かけ算、わり算は各100問、みとり算(足し算引き算)は50問ある問題で、各10分の制限時間内にどこまでできるかという問題ですが、最初のやさしい問題はほとんどの皆さんが暗算で解き、各自のレベルで、途中からそろばんを使って解いていました。解いている姿を見て、技能の個人差がよく見え、暗算に自信がないとすぐにそろばんを使う人もいますが、暗算に自信のある人はかけ算は3桁✕3桁ぐらいまで暗算です。暗算でできる問題が多い人ほどたくさんの問題を解いています。問題数をこなせない人は、この技能の問題ともう一つ、「集中力、没頭力といった方がよいかもしれませんがまだ習得できていない場合」ですね。問題を解き続ける力です。これもそろばんの反復学習で訓練していきます。個人差があることは事実ですが、何も練習していない人とは確実に差がありますね。

そろばんを習うとこのように当たり前に「加減乗除の問題を解く練習」をしますツールとしてのそろばんを使う技能の「珠算、読上算」、そろばんツールを使わず頭の中での計算技能の「暗算、読上暗算、フラッシュ暗算」でですね。昔は、週3回とか週4回の練習がありましたが、今は、そうはいかないですが、週2回でも「こういう環境に身を置くことが、計算が得意になったり、計算が苦手とならない理由」ですね。教室では今回もこの年2回ある大会で各自半年前との前回比100点以上のアップを目指していますが、毎回20人~30人ぐらいは到達でき、1/3~1/2の人は十分なレベルアップができています。練習時も到達できている人がたくさんいましたが、今回も同様と思いますので皆さんの「半年の努力結果」はしっかりと見えますね。