7月フラッシュ暗算結果&8月教場検定結果(速報)

教室での「フラッシュ暗算検定」は、2ヶ月ごとに実施してしていますが、今回は、五段、四段、三段、二段、初段、1級それぞれに各一人ずつの合格者がありました。3桁の加算の問題にチャレンジの1級以上に15名以上の受験者がいましたので合格率は高くはありませんが、だいぶレベルがあがってきています。 大半が、珠算の合格級以上のメンバーばかりですのでフラッシュ暗算はモチベーションが上がる種目でもあるようですね。

また、五段合格者がありましたので日珠連本部のHPにも教室の合格者の氏名が久しぶりにアップされました。今後も頑張ってもらいたいですね。

今日、8/30発表の8月の教場検定の結果も教室のボードに貼り出しました。今回は夏季休暇があったこととあえて珠算の下級受験者は(希望者を除いて)10月にすることにしたので受験者が例年の半分ぐらいでした。全体的には、全種目とも上級・下級にかかわらず、練習不足が顕著な検定でしたので、次回の10月に期待の内容です。とはいえ、上級合格者は、珠算準2級に3年生の女の子、暗算は1級に5年生の男の子、3級に4年生の男の子、読上算2級に4年生の女の子、3級に3年生の男の子が合格できました。受験者数が少ないのでいつもと違って上級合格者も少人数ですが、暗算の3級の男の子は1年以上かかりましたが辛抱強く(?)頑張ってクリアできました。また、読上段位は、2人が弐段位認定ですが昇段はできず、読暗段位は、参段、初段と準初段認定で2人は昇段です。

教室では、あと数名はまだですが、ようやく皆さんが夏季休暇から戻ってきています。夏休みで落ちてしまった技術を戻せるように頑張りましょう。また、新しい方の体験の問い合わせ、体験学習も6月以降続いています。一つの技能としての珠算、暗算などを習得することにトライしてみることもですね。技能の習得には個人差があり、短時間でできる人も長期間かかる人もいますが気にせずに、ただ、卒業する時にはそれなりに武器になる技術レベルまでは頑張ってほしいですね。

技能(スキル)確認として

そろばんの技能の技術レベルを確かめるための方法として「検定試験」と「競技会成績」があります。簡単には、「検定試験は、レベル別に決められた問題を制限時間内で合格点をとれるかどうかというもの」で、「競技会は様々な問題をどれだけ早く正確に得点できるか」となります。このタイミングでの検定試験の結果は6月検定の結果通りですが、教室には5月の第33回の全神奈川通信珠算競技大会と7月のあんざんコンクールの結果が届きました。

約1500名(川崎で約580名)が神奈川県全体で参加の「第33回全神奈川通信珠算競技大会」では、教室からは59人が参加し、1500点満点の問題で1000点以上の得点者が教室では8名半年前11月の前回の第32回よりも100点以上の得点アップ者が23名そのうち川崎市内で得点アップ者の表彰の31人の中で9人が賞状をいただけました。自分のレベルでの半年間での頑張りが評価された結果です。こういう教室内だけでなく対外試合での客観的な結果もどれだけできるようになっているかを見るためにも大事ですね。 もう一つの「2023年全国あんざんコンクール」では、学年別にあんざんが得意な選抜組の22人が参加し、会場大会での結果は先に伝えた通りですが、通信大会も入れた約730名が参加の中で、教室ではもう少し金賞に届くかと思いましたが、「金賞4名、銀賞13名、銅賞5名」の結果でした。参加メンバーには賞状とカードが届き次第渡します。この大会は1年に一回ですので、次はまた来年です。

そろばんの技能学習は体系的、レベル的に決められたこういう技能確認ができる仕組みが整っています。しっかりと努力し続けていればレベルアップできていることが確かめられます。できるようになるため、レベルアップできるようになるための継続的な努力ができる人にとても分かりやすい習い事でもありますねまた、その技能は一生ものです。学習していない人との差別化ができる人間力の技能でもあります。そういう意味から、例えば、計算機があったらよいという人で自分の計算力を磨かない人や、AIで問題の答えを求めてその内容を答えるだけで自分の知識や見識の人間力を磨かない人が、機械に頼って自分の保有能力(人間力)を磨かないことがよいこととは思えませんがどうですかね。