年の後半に向けて

8月の検定も終わり、教室は年の後半に向けての活動となります。「 検定試験 」はそろばんは偶数月に、フラッシュ暗算は奇数月に毎月行っていますので、各自の今年中の目標級も定められますね。通年可能な入学についても今年は続いています。本校も姉妹校もそれぞれ15名以上の入学があり、まだ問い合わせは続いています。入学された皆さん、各自のレベル合わせて頑張っています。どちらの教室も「地域密着型の教室」です。本校は週2回でそろばん技能のレベルアップを中心に、姉妹校は週1回寺子屋型で少しずつ様々な技能アップを図るというコンセプトが異なりますが、育脳トレーニング・そろばん技能向上を図るという点では同じです。

低学年の入学希望の相談も続いていますが「年長さんぐらい~3年生ぐらいは、マイペース学習で」です。一つの事に一定時間取り組めるようになる「集中力が続くようにするトレーニングも多くは兼ねていますね。そろばん学習が楽しい人、面白くなっている人はたくさんいて、すでに検定試験にチャレンジしはじめている人もいますが、保護者の方が「そろばんや育脳学習を学ばせたい」からということからの学習で、本人がまだなかなかその気にならない人もです。「学びたい」と「学ばせておきたい」が混在する習い事ですので、可能であれば1年以上の一定期間は様子を見ながらです。学んでいくうちにできるようになると面白くなるものでもあります。どのような習い事も同じですね。ただ、いつまでも学習をしなければ時間はかかりますね。

2年以上の学習者はだいぶ技能のレベルが高まってきています。12月までに4つあるいは5つの種目(珠算・暗算・読上算・読上暗算・フラッシュ暗算)の3級以上に合格できると「3月の優良生徒表彰式で賞状、トロフィーや盾をもらうことが」できます。すでに10人以上が到達できていますが、あと1つ、あるいは2つでという人も複数名います。12月までに合格し、表彰式に参加できるようにですね。フラッシュ暗算以外の4つで4級まで合格でも賞状があります。トータル技能学習を目指す教室ですので、卒業までに各種技能を並べて欲しいですね。

8月教場検定結果(速報)

先週実施の8月教場検定の結果を教室のボードに貼り出しました。欠席は台風の影響があっても2人だけ(1人は病欠)の高受験率で、夏休み中もしっかり頑張った人の多くはクリアできた印象です。ただ、すべての種目で上級はあと一歩で届かない人もたくさんいました。実力はアップしていることは得点からは確実ですが、やり切る、やり抜く力も必要ですね。4種目(珠算・暗算・読上算・読上暗算)同時合格者は残念ながらいませんでしたが、3種目同時合格者は4人(3年男の子2人、4年男の子、5年女の子)で2種目合格も8人で10名を超える人が複数合格ですので、しっかり頑張っている人はたくさんいますね。一方で、3つあるいは2つとも玉砕の人もです上級のチャレンジ受験の場合には仕方がありませんが、日々の努力の仕方を見直しですね。また、本番で結果を出す力もですね。

内容としては「 珠算 」は準1級は届きませんでしたが、準2級の2人(4年生の男の子2人)は合格です。5級、6級は合わせて6人が、7級以下は2人が合格で、珠算は4級以下では3人が合格できませんでした。「 暗算 」は、1級が1人(4年生の女の子)、2級が2人、3級も2人合格です。1級は練習時にはなかなか合格点が取れなかった人のみが最後駆け上がり合格し、お休み期間が長かった人、合格点に届きだしていた人が本番では残念ながらクリアできませんでした。本番の怖さ(本番に弱い)かもで、検定は甘くないですね。2級は最後まで頑張った2人(4年生女の子、5年生男の子)がやり切って合格し、逆に、練習時にクリアできていた人が本番で失敗と練習不足だった人は不可でした。3級は2人、4級は3人、6級も3人合格でした。練習不足は仕方がありませんが、あと少しで届かずがこの3級以下では何人もで、やはり合格点をとれる、クリアできる、突破する力を身につけなければですね。

読上算 」は、1級に最後まで頑張った1人(4年生の女の子)が合格あと2人も10点足りないだけで残念でした。2級も3人、3級も3人で、3級以上が7人も合格でき、かなり優秀と言えますね。4級は4人、6級は3人がクリアでしたが、普段の練習不足の人は結果がでていませんね。「 読上暗算 」は、今回は3級以上の上級が12人受験で下級受験が少ない検定でした。1級は届きませんでしたが、2級に1人(4年生女の子)、3級は2人、4級以下は4人が合格です。3級は7人受験で2人の合格でしたので、ここはもう少し頑張ってほしいですね。