10月教場検定結果(速報)

先週実施の「10月教場検定」の結果を教室のボードに貼り出しました。全体として今回もだいぶ頑張った結果がでています。(珠算13人、暗算15人、読上算8人、読上暗算7人の) のべ43人が合格。 さらに今回は最後まで毎回頑張っていた4種目同時合格者が3人(2年生、3年生、4年生の女の子)3種目同時合格者は1人(4年生の男の子)でした。各自がその時点の技術で、まんべんなく4つの種目(珠算・暗算・読上算・読上暗算)の検定試験の受験レベルをクリアすることはなかなか難しいにもかかわらず、モチベーションを維持し、毎回コツコツ練習を重ね結果を出せました。「やり切る力」「やり抜く力」のレベルアップできている証明ですね。そろばんで身につく「非認知能力」とも言えると思いますが、それをたくさんの人が実践できていてとてもうれしいですね。

種目別には「珠算」は、準1級は1人、準2級も1人が合格準1級、準2級ではあと10点、あと5点という人もでここはあと一歩でクリアできず残念でした。4級以下は14人申込でしたが欠席1人で、13人受験で11人が合格7級以下はギリギリ合格の人もいますが全員合格で、2人が満点合格でした。習い始めたばかりにもかかわらず、1つのミスなくできることはとても素晴らしいことですね。よく頑張りました。「暗算」は、1級が1人、2級が3人、3級が4人、4級以下は、6級で練習時に時間内解き続けることがまだできない1人はあと一歩でしたが合格点に届かずでしたが、他7人は合格です。「読上算」は、今回は1級以上は玉砕2級は1人、4級以下は7人が合格、でした。「読上暗算」も1級以上は玉砕2級は1人、3級は3人合格4級も玉砕、5級以下は3人合格したが、6級でも合格点が取れない人もでした。普段の練習姿勢から見直しですね。

そろばんでは、級が上がるたびにレベルの上がった問題を、制限時間内にやり抜く力、ミスを減らす注意力などが必要にされますが、頭ではやり方はわかっていても、問題をやり抜く力がないと結果はなかなか出ないことになります。「技術面」と「精神面」の両面ができてはじめてうまくいくことが多いということですね。そのためには、やはり同じようなメンバーと一緒に反復トレーニングで技術を定着させることが大事ですね。「集中力、注意力」を持続する力の習得といってもいいですね。さて、このトレーニングをし続け、曜日に6人受験(1級3人、2級2人、3級1人)の日商珠算1級から3級の試験場検定の結果はどうなるかですね。今回は、練習時にだいぶ仕上がっていましたので、3年ぶりの1級の複数名合格など本番でも結果がだせるかどうかこちらもとても楽しみです。

習い事の一つのそろばん(再掲)

年末、年度末に向かって「体験の問い合わせ」が入る時期に入りました。小学校でも新しい教科書も届いたと思いますが、小学校3年生、4年生の算数の授業で3時間ぐらい「そろばん」の単元があります。新しいものに遭遇すると興味を持つものも増えますね。このタイミングは、いろいろな習い事を検討している時期でもあると思いますので、その選択肢の一つの候補に「そろばん」も是非とも加えてみていただければと思います「そろばんは古いもの、もう使わない、必要ない」という多くの方が持っているイメージはちょっと違っているかもですね。その練習で身につく能力(技能)は明らかに「あったらいいな、使える」と感じる方も多いはずです。以前にコメントした内容を少し補足、修正して再掲示します。

毎年、ご自分がやったことがない方で、そろばんに興味があったり、ご友人などからの紹介などで体験に子供と一緒に来られる保護者の方の多くは「そろばん技能とはどういうものか、どういうことができるのか」を見たり聞いたりすると「思っていたこと、イメージしていたこととの違いと一種のカルチャーショックがある」ようです。今は、インターネットの映像でもそれを見ることができます。人間の計算能力の可能性でもありますが、そろばんを学んだことがない場合には、想像できない内容で「一体、何をやっているのだろう」という印象が多いようですね頭の中だけで計算する(あんざん)」ということがイメージできずそろばんというツールを使うのがそろばん」と思っているからですね。ツールを使って計算するだけであれば、電卓やパソコンがあるので必ずしも必要ではなく、そのように考えるのも無理はありませんが、それだけではない、「人間力アップになる点」が今でもそろばん学習がいくつもの習い事の中から選択されている理由ですね

確かに、自分の経験からはイメージできないものに遭遇することはちょっとショックですよね。それも「小さな子供がそろばん技能を習得して暗算で桁数の多い計算を簡単に頭の中で解いている姿は衝撃なのかもですね。実際は、どの程度ぐらいまでの技能までできればよいかという現実とのレベル合せが必要になりますが、それほど高くないレベルでも有効性、メリットを感じられるのは確かですね。そのレベルとは、まずは、「算数、数学に使えるレベル」、「日常生活で使えるレベル」、あるいは「一般社会で働くときに使えるレベル」ですね。

今は、そろばんの経験をする人が同じ世代でも10人に一人ぐらいになってしまっています。昔は、少なく見積もっても半数以上が学習していたころとは大きく違います。経験者が多くないということは、「周りにその内容を聞いたとしても正しく説明できる人がいない可能性が高い」ということですね。これは、「そろばんの珠を使った計算方法がイメージできない人の方が圧倒的に多い」ということです。これはとてももったいないことでしょうね。例えば、五珠を使った計算方法、十の合成の計算方法、かけ暗算、わり暗算の暗算手法などなど。知っていれば、計算力は紙の上で書きながら計算するよりもはるかに早く正確に計算できることがです。知らなくても必ずしも困るものではないですが、知っているだけで得になる手法、方法としての技能だけでも習得できていることはメリットになると思いますがどう考えるかですね

イベントたくさん(検定、競技会、クリスマス会・・・)

10月も1/3が過ぎました。これからいろいろなイベントが続きます。本校の教室では、月末の「10月検定試験」から始まります。その前に、10月はじめには11月の「全国そろばんコンクール」の選抜者確認と「全神奈川通信珠算競技大会(県通信)」の1か月前の確認練習を行い、参加対象者を決めました。そろばんコンクールは会場大会には8名教室参加者は14名選抜となりました。各学年別の上位の選抜者です。県通信には48名の参加です。こちらは一定技術レベル者以上の人全員です。そろばんコンクールは対外試合の競技大会としての腕試し、県通信は現状の技術確認と5月の参加者は半年間でどれだけ技術をアップさせたかというどちらかと言えば、本人の実力確認ですね。

10月検定の翌週には「満点チャレンジ」、11月にはまずは「県通信」本番、翌週に「フラッシュ暗算検定」、月末に「そろばんコンクール」本番、12月には、月初めに「12月検定試験」、そして12月の末には多くの皆さんが楽しみしている恒例の「クリスマス会」となります。今年の「クリスマス会」の日程は今のところ、カレンダーの関係で12/20(金)、23(月)の予定です。なかなか年末に向けて盛りだくさんですが、最後まで結果を残せるように頑張り、クリスマス会で今年最後の運試しですね。

姉妹校の東百合丘4丁目の「そろばん日和」も順調です。週1の学習で、6月開講で4ヶ月が過ぎました。年長さん~1年生の「ジュニアクラスA」もだいぶ慣れて「練習帳も、そろばんも、パソコンも、トライアルも」頑張っています。数に関するセンスアップもですが何よりも「集中力」もつき始めています。「ジュニアクラスB、C」ではまだ5か月目ですが、珠算は8級クラスに何人も入りはじめました。そろばんを使ったら、「たし算、引き算だけでなく、かけ算もわり算も簡単に計算できること」に驚いていますね最初は怖れていましたが、やってみたらとても簡単なことに気が付き面白さが増したようですね。また、すでに数名は入りましたが、暗算(あんざん)検定問題のトレーニングにも入ります。暗算は「シニアクラスB」でも先に入りましたが、頭の中で簡単に計算できることがわかってとても驚いていました皆さん、次々と新しいことに挑戦し、実際にできる実感があるととても面白いのでしょうね。「フラッシュ暗算」もできる人が増えています。こちらの教室もマイペースでよいので頑張ってもらえればですね。

そろばん日和