習得、身につくこととして

年度の変わり目ですので、そろばんだけでなくいろいろなことへの入学の話も、卒業という話も伝わってきます。始めることもですが、終了(卒業)することも当たり前のことですね。そろばんの場合にも卒業の場合には、技能をどこまで伸ばせたかですね。ただ、毎年のことですが、卒業が決まっている人は、あと少しの期間があれば次のレベルの合格という段階の人も多数でとても残念な場合が多いですね。エンジンがもう少し早くかかっていればということかもですね。ただ、卒業生のお母様や本人からも「今でもクラスで計算は1番です」という話や、「進学塾でも計算が早いとほめられました」「私立中学の受験にも計算力が役立ちました」とか、「今でも簡単な計算は電卓は全くいらない」という話はたくさん聞きますね。そろばん学習の技能がその後に活かされていることはとても大事なことでしょうね。

教室での年長さんの学習では「数字の理解」だけでなく、「数の概念」「計算の基本」などが学習できることで、小学1年生の算数がスムーズに学べるようになることも重要ですね。数への抵抗感がなくなり、計算が当たり前にできることは有益でしょうね。今、姉妹校で3人、本校で1人の年長さんがいますが、どちらもその点はクリアされているように見えます。基礎学習練習帳とそろばんの併用での学習で4月からの小学1年生の算数は大丈夫でしょうね。集中力も徐々に時間が延ばせるようになり、ほかのことへの波及もでしょうね。

1年生~2年生でも基礎学習練習帳での算数と国語学習、トライアルでの頭の体操とそろばんでだいぶできる技能の幅が広がっています。特に1、2年生で算数の基礎、算数文章題の基礎を習得できるようになってきているだけでも十分ですね。3年生以上では、そろばんが中心になりますので、対外的にも評価できる技能習得をです。教室では、5種類の計算技能をしっかりと習得して、5種3級以上表彰までたどり着けたら、努力結果としての「一生の記念」になりますね今度の日曜日に13人が表彰されます。毎年、こうなりたいですね。もし、このような一生役立つ技能を身につけたい場合には、是非とも一定期間のそろばん学習にも関心をもっていただけたらですね。

2月試験場検定結果(速報)

2月9日()の試験場検定の合格者番号が発表されました。教室からは9人が受験してきました。結果は、日商珠算1級が2人(5年生、中2生)、日商珠算2級が1人(4年生)、日商珠算3級が2人(3年生、4年生)の5人が合格できました。前回に引き続き日商珠算1級の複数名合格も連続です。今回の日商珠算1級は川崎で18名の合格者の中の2人です。素晴らしいことですね。今年度は教室での1級受験者はとても頑張り3回連続合格者で、年間で5人が合格できました。毎回20名前後の合格者しかいない川崎の受験者のなかでよく頑張ったと思います。

今回は2級は厳しかったですね。4人受験者の中で日商珠算2級合格は4年生の男の子の1人でした。合格点に届かなかったメンバーは本番での正確性で落としてしまったようで、次回にリベンジですね。3級は受験者3人で最後の練習時の追い込みで全員合格を目指しましたが2人合格で、あと一人はあと1問あっていれば合格という内容でした。とても残念ですね。ただ、3級に合格した3年生の男の子は、10月末に4級合格でしたので3ヶ月ちょっとでクリアです。素晴らしいですね。もう一人の4年生の女の子も昨年の6月に4級合格ですので、約8か月での合格です。よく頑張りました。

さらに、今回の合格で「 日本珠算連盟の5種表彰者資格を2人獲得です。12月の教場検定と合わせて4人が新規に資格取得です。ただ、上の学年の2人は、今年度でそろばんを卒業してしまうことになってしまうかもですので表彰とは残念ながらならない可能性がありますが、卒業時までに頑張り結果を残せたことにはなりますね。

2月教場検定結果(速報)

先週実施の2月の教場検定の結果を教室に貼り出しました。4つの種目の結果の全体としてはまあまあと言える内容でしたが、種目によっては今回も連続して合格点に届かなった人もいます。本人はショックですね。その逆で、普段は全くできなかった人が本番ではギリギリ合格点をとれたりということもです。検定とはそういうこともあるかもしれませんが、結果はどうあれ次につなげられればですね。なお、2/9()の高津高校での試験場検定の結果は来週です。こちらも9人が受験しましたので結果は楽しみです。

個別にみると「珠算」は準1級は5人のうち3人合格で、準2級は合格は1人でした。ここはよく頑張りました。4級以下は、4級は受験者は1人でしたが、今回もみとり算を失敗し合格点に届かず、5級はかけ算とわり算のミスが多かった1人が合格点がとれずでしたが、2人は合格。そのうち1人は2年生の女の子です。6級は2人とも合格でしたが、7級、8級でミスが多かった2人が合格点に届かずで、それ以外の7級以下の受験者は3人は合格です。下級は全員合格してもらいたかったのですが、性格面で検定時に丁寧さよりも、雑になる面が出てしまうとミスが多くなってしまいますね。

暗算」は1級の2人が本番では失敗。2級は今回は受験者がいませんでしたが、3級以下は受験した8人は全員合格できました。特に、6級の2人は練習時に全く時間内にやり終えることができない集中力の持ち主でしたが、本番は検定ということで最後まで止まらずにやれたことから問題を全部はできていなかったように思いますが、点数ではギリギリ合格点に到達です。

読上種目の2つのうち「読上算」は3級以上は受験者も多かったでしたが、合格者は1級が2人、2級、3級が各1人。1級が2人と上級者も順番に合格できていますので、しっかりと練習をですね。4級以下の合格者は、4級が3人、5級が2人、6級が1人でした。ここもだいぶ頑張っていることはわかりますね。「読上暗算」は1級は届かず2級は1人、3級は2人、4級は3人でしたが、5級、6級はあと少しでしたが合格できず7級に1人でした。この種目も少しずつできるようになってきてはいますが、もう少しですね。