今回のオリンピックでこれまで以上に特に感じたことを追加したいと思います。それは、「 勝つこと 」への執着心の高さです(もう一つ感じた若い力の伸びしろは次回にでも・・・)。 水泳、柔道、卓球、バドミントン、レスリング、シンクロナイズドスイミングそして400mリレー ととてもたくさんの選手がこれまで以上にその凄さを見せてくれました。誰もが感動する姿の連続だったと思います。これは「勝負の世界のトップになるためには必要な力」なのでしょうね。
この凄さは、「 ハイレベルな集中力とやり抜く力 」と連動するとても素晴らしい能力と思います。そして、誰もが簡単にまねられるものでもない究極の力で、日々の精神面と体力(技術)面の努力の積み重ねからの成果と思いますし、とても称賛されるものでしょうね。他の世界でも例えば、今同時に開催中で明日が決勝の甲子園の高校野球にもこの姿があるようにも思いますね。
ところで、今回のことを普通のレベルに下げて他のことに当てはめてみると、「技術検定や検定試験などは、勝負ごと(1位や順位を決めるような)ではない(合格の基準点に届くことが要件)」ので、オリンピック選手のような努力までが必要とは思いませんが、やはり「 合格したい、合格点を取りたい 」という強い執着心(思い)の有無はとても大事な要素でしょうね。そろばんでも、次の10月検定に向けて、こういうメンタル面もやはり鍛えることが大事でしょうね。