習い事関係の記事を読むとどれにも共通する内容として「 習慣化 」があります。東大生の1/3が公文を習っていたという内容でも体系化された問題をレベルに応じてやり続けたこと、毎日のように宿題をこなす習慣が小さい時から身についたことがとてもよかったようですね。他の塾系のところの学習カリキュラムも体系化されているところも多く、最低限の努力で学習力があがることと、日々の学習が習慣化されたことや読書習慣などがとても大事なことのようです。
さて、今、教室では今年、あるいは昨年から入学の年長さんから3年生ぐらいの生徒が算数の基本を学ぶ教材(基礎学習練習帳:エジソンクラブの新村先生の教材)を持ち帰って毎日数ページ、自宅学習として取り組んでいて、5冊たまるとプレゼントを選べることも理由ですが、教室に来た時には次の新しい教材を持ち帰っています。「学習の習慣化と数のセンスを磨くこと」が目的ですが、学校の算数が楽しいという声が1年生の生徒から伝わってくるようになっており、そろばんでの数のセンスや計算力と算数教材での文章力がアップすれば低学年で算数を嫌いになるということは無くなりますね。さらに合わせて、そろばんの問題を自宅で自主的に取り組む生徒が多くなってきており「自分から机に座って学習する習慣」をつけているようで今後が楽しみですね。
付け加えて、新しいことを学び続けることと同様に「 反復学習 」も大事なことです。最近は「反復学習」の必要な「漢字の練習や単語の練習」などもおろそかになっており、「かけ算九九」も大学生になっても覚えていないなどという話が伝わってきておりとても残念な状況ですね。何事も継続することで身につくことがありますが、そろばん教室をしっかり学習し卒業する生徒に「かけ算九九」を覚えていない生徒はいませんので、これも「 反復学習の効果 」でしょうね。