夏休み明け先週実施の「8月の教場検定の結果」を教室の掲示板に発表しました。今回の特記事項は、珠算の下級(7級以下)は長いお休みが入ったことも理由か合格点に届かないメンバーが多数(6人が不合格)、一方で、珠算4~6級の中級は、13人(受験16人中)が合格(2年生4人、3年生6人、4年生2人、5年生1人)ととても優秀な結果でたくさんのメンバーが進級します。また、読上種目(読上算・読上暗算)も練習不足感があり、全体としてはボロボロの結果だったのですが、その中で「読上暗算1級」だけは 3人が合格 でき、3人とも「5種(四種)1級以上合格者」になりました。昨年10月の日商珠算1級3人合格に匹敵する快挙ですね。大変うれしい結果です。さらに、今回もしっかり合格種目を重ねた、4種目同時合格者に2年生の男の子が1人。3種目合格者が3人(2年生の男の子1人、女の子1人、4年生の女の子1人の3人)でした。一方で今回も、4~2種目玉砕の人もです。受験をするのであれば、技能とともにメンタル面をしっかり訓練し、「合格しようという意志を持って臨めるように」ですね。合否の差を決めるポイントはこの点のように思いますね。
個別の内容として「 珠算 」は、準1、準2は合格点に届かず、4級以下の総数結果は先の通りでしたが、4級合格者の2人(3年生の女の子)、5級合格者の2人(2年生の男の子)は、6月との2か月連続の合格者です。今回は、教室での学習(12回ぐらい)だけでは長いお休みもあったので練習量不足になるところを自宅学習でしっかりカバーしました。とても素晴らしいですね。7級以下は以前にも伝えた通り、「問題を止まらず解くことができる集中力が続くトレーニングをクリアした人」から進歩していくとも言えますね。「やり方をすぐ忘れる人(覚えられない人)」は残念ながら時間がかかります。「暗算」は、1~3級で合わせて約半数の7人が合格でした。暗算1~3級は「問題全てできるようにもう少しスピードをアップすることと正確性をアップしないと合格できない」ですね。とはいえ、暗算4級~6級は、今回も欠席者以外の9人は全員合格です。「読上算」は、1~2級は玉砕、3級以下は約半数の7人合格できましたがもう少し合格してもらいたいですね。「読上暗算」は、1級は先に記載の通り3人合格(6人中)でしたが、2~3級、3級が玉砕、4級も11人が届かず4人合格(それも全員がここ1年半~1年ぐらい前から学習の2年生)で、ここの技能アップができないのは大問題ですね。
今回の検定は、夏期休暇中にしっかり自分で努力できたかどうかの違いの感がありますね。この「自分で学習できる習慣(やらされ学習ではなく)の有無」はそろばんだけでなくどのようなものにも言えるのでしょうね。どうでしょうか。どちらにしても、今回合格点に届かなかった人は次の10月にリベンジです。今回の8月検定の結果と10月の受験申込書は、今日から配布の教室だよりで一緒に渡します。教室では夏期休暇後からも次々と入学が続いていますので、1年後ぐらいから検定にチャレンジできる今年の入学者の皆さんに追い抜かれないようにですね。