10月教場検定結果から(平成27年)

10月の教場検定の結果を昨日28日から教室に張り出しています。全体としては今回も良い方ですね3種目合格者も2名」、両名とも「四種4級合格者(3月表彰対象)」になりました。1名は、試験場検定も受験で普段もよい成績をとり続けていましたので、来週の結果も楽しみですね。他にも、2種目合格者もたくさんです。下級から昇級できたメンバーの中の複数名は、11月の教室で参加の競技会にも参加できます。また新しいことに挑戦できます。こういう取り組みが能力向上にはとても大事なことですね。

種目別には、珠算は全ての級で良い成績です。暗算、読上暗算あんざん種目は3級以上は少し厳しかったですが、4級以下の級はとても良い成績です。読上算は上級受験者の正答率は上がってきていますが、70%以上の合格点まではなかなか届かず、下級は惨敗の級もですね。耳で聴き、桁を間違えずに加減算を行う読上算は努力の結果を出すのが少し難しいのでしょうね。しかし、日々の訓練から技能の向上があることは見えていますのでもう一歩の努力です。

昇級したメンバーは12月の検定でも次を目指してみましょう。一方、今回合格点に届かなかったメンバーは次回にリベンジです。ただし、得意な種目をやるだけで自己満足して苦手な種目をしっかり練習しないで後回しにしたり、制限時間を意識しないダラダラと取り組む日々の練習ではなかなか技能が向上できませんので注意をしましょうね。

頭の中にそろばん?

「そろばん(珠算)というイメージ」は、「そろばんというツールをパチパチとはじている」姿でしょうか。明治から昭和の頃に誰もが習っていた「そろばん(珠算)」というのは確かにそうだったかもしれません。今も基本は確かに変わりませんが、実際はもっと実用性ある姿になってきています。

今年も、4月時期ではなく、8月以降にも、たくさんの問い合わせとともに9月~11月(予定者含め)でたくさんの入学者がありました。では、なぜ、そろばんを習うニーズが継続し続けているのでしょう

頭の中にそろばん」あるいは「頭の中のそろばん」 がその一つかもしれません。全ての活動に共通する、定時間集中し何かに取り組むことができるようになることや、聴く能力、数感覚がアップすることもとても重要な効果としてあることかもしれませんね。

日常の生活に数字を使った活動は絶対に無くなりません。その際に、「頭の中で計算できること、それも早く正確に」、これは、とても大事なことと思いますが、どうでしょうか 

そろばんをやることになった人は一生使える、そのメリットを感じるぐらいまでは技能をマスターして欲しいですね。普通に努力をする限り、今習っている人はそろばん教室の卒業までには大丈夫のはずですがね。

やれない?or やらない?

言い訳に多いのものでありますが、日常会話や日常のやりとりでよく使っている、あるいは聞く機会が多くありませんでしょうか?どうでしょう?

子供の場合には「やりたくない場合=やらない」の言い訳に、「やれない」をよく使います。

今、それをやることができる能力がなく、やれない場合には、できるようになるための学習や訓練が必要ですが、やりたくない場合の言い訳の場合には問題ですね。

最近は、できないことをできるようにするための努力を避けるというか、しないで怠けることが多くあります。できないことをできないままにしてしまう、これは気をつけたい行動です。

あさドラ、ノーベル賞・・そろばんの話題から

朝の連続テレビ小説の「あさが来た」でも「そろばん」が頻繁にでてきています。遊び道具から実用の場面まで。ちょっとコメディの入った番組ですね。 さらに、今週には北里大学の大村先生の「ノーベル賞受賞」に際して、その奥様の「そろばん」の記事がでていました。全国大会に参加するほどの腕前で、そろばん教室もされていたとか。

ところで、10月に入り教室のほとんどの人は、月末には検定試験があります。少し背伸びをした受験の人もいますので、しっかりと最後までどこまでたどり着けるか頑張ってみましょう。

目標とする高みに向かって努力し、その山(一線)を越えることができれば、次に挑戦するものが見えてきます。」 どのようなものでも共通と思いますが、「どこまではやり遂げる(やり遂げたい)」という、そういう目標や気持ちのある活動をしていただきたいですし、努力するとはこうありたいですね。ノーベル賞受賞の研究者の方はまさにそのような方々と思いますね。