冬季オリンピックと2月試験場検定結果(速報)

先週から、男子フィギア、女子スケート、スノーボード、カーリングなど見応えと感動する平昌オリンピックですね。ここ数年の日本人選手の最後まで諦めずメダルを目指す「精神力の強さ」、普通の人には真似られない努力をし、トップを目指し、結果をだすその「やり抜く力、やり切る力」は見事ですね。金メダルは一人だけ、メダルも3つまでですので、誰でも努力をすればできるとはいかないところですのでその孤独と厳しさはやっている人にしかわからないことかもで、どうしても「勝ちたい、メダルを取りたい」という意志の強さがなければダメな世界ですね。

さて、メダルを目指すオリンピック競技とは異なり努力をすれば誰でも合格の可能性のあるのが「そろばんの検定試験」です。1位を目指すのではなく、一定の合格点の得点をとることができれば誰でも合格します。その点の厳しさはオリンピックとは違いますが、日々、合格点を目指して頑張ることは共通しています。結果は、本番に弱い人もいますが、概して、珠算3級以上の場合には、練習の回数をこなし問題をやり切るスピードを習得し、できない問題などの弱点を克服し安定して合格点をとることができる(ミスをしない、やり方を間違えない)ようにやり抜いた人に良い結果がでているとなります。

先週発表の教場検定結果に続き本日発表の「2月11日の試験場検定(日本商工会議所検定)」の結果となります。今回の珠算は、「初段認定1人、1級2人合格、2級2人合格、3級2人合格の7人」がクリアしました(初段は中学3年生、1級は小学6年生と中学2年生、2級は小学4年生と5年生、3級は小学4年生2人でした)。おめでとうございます。よく頑張りました。室としても、とても良い結果です。残念ながら合格点に届かなかった人もほとんどがあと少しでしたので、次の6月にリベンジしてください。また、今回合格メンバーは、教室内で先週実施の「満点チャレンジ」でも 全種目でとてもよい結果 がでており合格点に届かなった人は「種目別の赤点となっている人が多数」で、苦手種目の克服が課題」ということのようですね。合格するためにはどうしたらよいかですが、一つは、「ただ問題をこなすだけではなくなぜ問題の間違い、ミスをするかを自分で理解し、それをいかに減らすか」もとても大事なことですね。

2月教場検定結果(速報)

先週実施の2月の教場検定の結果を教室に張り出しました(11日の試験場検定の結果は来週です)。  今回全体としては珠算、暗算は良い結果で、読上算、読上暗算は、苦戦でした。「珠算」は、1年生以下のみが受験だった7級以下は全員合格です。中でも、年長の4人の女の子は、7級1人、8級3人が全員揃って合格し、進級です。4~6級の受験者は、2人(一人は欠席)を除いて合格の良い成績でした。「暗算」は、1級は1人合格のみでしたが、2級以下は欠席者以外は全員合格のとてもよい結果です。「読上算」は、これまでなかなか合格できなかった1級が、3人受験で3人とも合格し、2人はオール1級に到達です。2級以下は、4級が玉砕などかなり苦戦でしたが、2級合格の1人、3級合格の1人は、オール2級、オール3級に到達です。「読上暗算」は、1級、3級が玉砕、ほかもほとんどの級が半分以下の合格率でした。読上種目は、もう少し練習が必要ですね。教室では、来週からフラッシュ暗算の検定がありますので、暗算種目はこちらでも練習です。

「やり方」を覚えること・・・

どのようなことでもまず「やり方を覚える」のは当たり前のことですが、それができず、あるいはそれをしようとしないで前に進もうとする人が増えています。

すぐにできるようになる人」と「そうでない人(なかなかできるようにならない人)」の分かれ道ですね。

スポーツを楽しむにはルールを覚えてからでなければ無理なように、何かにうまくなりたければこのポイントは外せない基本中の基本なのですが、どうもこの思考、姿勢ができない人が増えている感ありです。基本をマスターしないまま「砂上の楼閣」で何かをするということですね。すぐにメッキが剥がれます。顕著な例は、算数や数学の公式を覚えずに計算式を立てたり、単位や用語を覚えず問題を解くなど、これではダメですよね。四則演算、面積・体積問題、速さの問題、倍数、約数など・・・。算数より覚えることははるかに少ない、そろばんでも見られます。

教わったやり方を覚えない(最近は覚えられない?という方が正しいかも)で、見事に玉砕するとか、できない問題がいつまでもできないままとか、そろばんの問題ならばなかなか合格点に到達しないということですね。何が問題かは明白ですね。「やり方をマスターしていないから」ですね。この点をクリアするには「正しいやり方をまずは覚えること」です。そして、「それを使う、応用する」です。しかし、最初の「やり方を覚えることが難しい?」人は先は長いかもしれませんね。意識を変えること、行動を変えることに是非取り組んでほしいものですね。