メディアでも取り上げられた総務省の経済センサスの内容で、大阪のそろばん教室に通う生徒の数が、2位の愛知の2倍、3位の東京の4倍という記事がありました。詳しい内容では、4位が静岡で(大阪は比較で6.6倍)、5位が神奈川で(大阪は同7.1倍)、6位が埼玉(大阪は同7.2倍)とのことです。 総人口を考えれば、東京(1300万人)や神奈川(900万人)よりも大阪(890万人)は少なく、愛知(740万人)よりは少し多い人口ですので、その中で該当年齢を考慮してもやはり大阪は突出しています。
そろばん特区での計算科などを積極的に行っている地域差や学校やPTAの意識の違いなどがあるのかもですね。とはいえ、実益のないことをしない地域性もあると思いますので、やはりメリットは感じているのでしょうね。
ちなみに施設利用総数の他の施設のそろばん塾との比較では、学習塾がそろばんの16.3倍、スポーツ・健康関係が4.5倍、音楽が2.8倍、書道が1.7倍が、英会話が1.8倍、生花・茶道が0.7倍のようになっているようです。それだけ、そろばんよりも多くの人が使っているということです。 そろばんが見直されてきているといわれてはいますが、マクロ的な総数の実態としてはまだまだですね。