クリスマス会準備

来週が今年の最後の週になりました。今年もいろいろありましたが、最後の2日は、毎年恒例のクリスマス会となります。今年も今のところ96%の申込率でお菓子の個数もギリギリですね。一週間前ですので、その準備に入りました。ほとんどすべての今週までに届いた当日のお菓子、景品などの振り分け作業をしてます。教室一杯になっています。愛媛からのみかん2箱は、ちょっと早めに届きましたので、暖かい日が続くと持つか心配になりますね。

景品は、毎年何が手に入るかわかりませんが、今年はこれらになります。2日間で、7回のクラスに分けられますので、運の良さだけもらえるものも、問題をしっかり解いてもらえるものもですが、景品も何が自分の回に振り分けられるかも運ですね。お菓子は、今年はそれなりの大きさのブーツお菓子も手に入りました。それ以外も少し例年と違うものも入ります。当日は、問題はできてもできなくても景品もお菓子も持って帰ることができます。今、教室に一杯になっている景品類も終わったときは無くなります。ちょっとしたご褒美のイベントですので楽しんで帰ってもらいましょう。

12月教場検定結果(速報)

先週の12月教場検定の結果を教室のホワイトボードに張り出しました。今回は、10月に比べてかなり厳しい結果でした。「暗算」と「読上算」はまあまあ良い方といえますが、「珠算」と「読上暗算」はボロボロです。特に、「珠算」は、やり切る力、やり抜く力が不足です。技術としても「スピード」と「正確性のどちらか、あるいは両方が欠けています。「読上暗算」は、やはりまだまだ練習不足」でしょうかね。ちょっと残念な内容ですが、次回2月にしっかりリベンジしてください。

種目ごとの全体状況としては先の通りですが、全体としては合格者と届かなった人に分かれています。全滅の人もたくさんいましたが3種目合格を重ねた3年生の男の子が2人。4種目受験でしたが1つはあと1問あっていればで落としましたがよい結果ですね。4種目合格のご褒美の文鎮は逃しましたが、3種目合格のシャープペンシルは選べます。また、各種目3級以上の2つを受験し合格を並べた2年生、3年生の女の子は、あとは来年の2月の日商の珠算3級でオール3級に届くレベルになっています。再来年の優良表彰式の対象者ですね。次々とレベルアップできています。よい傾向です。

今回は全体でも受験者が少なったのですが、個別の特記事項は、悪い内容で珠算は準1~5級まで読上暗算の1~2級は崩壊、良い方では、暗算の1級に3年生の女の子が合格読上算の1級に4年生の女の子が合格読上算2級に2年生の女の子が合格です。普段から合格しようとしっかり練習をし続けているメンバーで、良い結果がでてよかったですね。複数種目合格は男の子でしたが、種目別の上級は女の子が頑張りました。どちらにしても、今回合格点に届かなったメンバーは、しっかり練習をして2月にはクリアしましょう。

習い事の一つのそろばん

年末、年度末に向かって体験の問い合わせが入る時期に入りました小学校でも3年生、4年生の算数の授業で3時間ぐらい「そろばん」の単元があります。このタイミングは、いろいろな習い事を検討している時期でもあると思いますので、その選択肢の一つの候補に「そろばん」も是非とも加えてみていただければと思います「そろばんは古いもの、もう使わないのでは」という多くの方が持っているイメージはちょっと違っているかもですね。その技能は明らかに「あったらいいな」というものと感じる方も多いはずです。以前にコメントした内容を少し補足、修正して再掲示します。

毎年、ご自分がやったことがない方で、そろばんに興味があったり、ご友人などからの紹介などで体験に子供と一緒に来られる保護者の方の多くは実際の「そろばん技能とはどういうものか、どういうことができるのか」を見たり聞いたりすると、「思っていたこと、イメージしていたこととの違いと一種のカルチャーショックがある」ようですね。今は、インターネットの映像でもそれを見ることができます。人間の計算能力の可能性でもありますが、そろばんを学んだことがない場合には、想像できない内容で「一体、何をやっているのだろう」という印象が多いようですね頭の中だけで計算する(あんざん)」ということがイメージできず、そろばんというツールを使うのがそろばん」と思っているからですね。

確かに、自分の経験からはイメージできないものに遭遇することはちょっとショックですよね。それも「小さな子供がそろばん技能を習得して暗算で桁数の多い計算を簡単に頭の中で解いている姿は衝撃なのかもですね。実際は、どの程度ぐらいまでの技能までできればよいかという現実とのレベル合せが必要になりますが、それほど高くないレベルでも有効性、メリットを感じられるのは確かですね。そのレベルとは、まずは、「算数、数学に使えるレベル」、「日常生活で使えるレベル」、あるいは「一般社会で働くときに使えるレベル」ですね。

今は、そろばんの経験をする人が同じ世代でも10人に一人ぐらいになってしまっています。昔は、少なく見積もっても半数以上が学習していたころとは大きく違います。経験者が多くないということは、「周りにその内容を聞いたとしても正しく説明できる人がいない可能性が高い」ということですね。これは、「そろばんの珠を使った計算方法がイメージできない人の方が圧倒的に多い」ということです。これはとてももったいないことでしょうね。例えば、五珠を使った計算方法、十の合成の計算方法、かけ暗算、わり暗算の暗算手法などなど。知っていれば、計算力は紙の上で書きながら計算するよりもはるかに早く正確に計算できることがです。知らなくても必ずしも困るものではないですが、知っているだけで得になる手法、方法としての技能だけでも習得できていることはメリットになると思いますがどう考えるかですね

2022年そろばんコンクール川崎大会

本日、11/23(水・)、川崎の川崎商工会議所のKCCIホールにて「2022年全国そろばんコンクール川崎大会(午前の部109名、午後の部81名)」が開催され、教室から学年別の選抜者13名(2年生以下の部に3名、3・4年生の部に7名、5・6年生の部に1名、中学生の部に2名)が参加し、腕試しをしてきました。個人総合だけでなく、種目別も大会のレベルはますます高くなっていましたが、得点、順位にかかわらず、結果は大健闘で、昨年以上の入賞者数でもあり、大変嬉しい結果ですね。

  

まず、今年も16チーム参加の団体競技に男の子3人(4年生、5年生、中学3年生)で臨んだ「塾別対抗競技」では、第5位に入賞し、昨年の第4位に引き続き2年続けてトロフィーをいただいてきましたこれは教室としてはとても嬉しい結果です。

個人の参加部門別の成績については、「2年生以下の部」では全競技に入賞でき「個人総合競技」の入賞枠に1人、「フラッシュ暗算競技」の2位枠に1人、「読上算競技」の3位枠に3人、「読上暗算競技」の3位枠に2人。「3・4年生年の部」も全種目に入賞し、「個人総合競技」の入賞枠に2人、「フラッシュ暗算競技」の2位枠に2人、「読上算競技」の2位枠に1人3位枠に1人の2人、「読上暗算競技」の2位枠に3人。「5・6年生年の部」の「フラッシュ暗算競技」の2位枠に1人、「読上算競技」の3位枠に1人、「読上暗算競技」の3位枠に1人、「中学生の部」の「フラッシュ暗算競技」の3位枠に1人、「読上算競技」の3位枠に2人

対外試合の参加もはじめての人もたくさんいました。全員が入賞できたわけではありませんが、参加メンバーの中で全競技種目には入賞できたことから、普段の練習からの技術でも競技会にだいぶ対抗できた印象ですね。とてもハイレベルの選手がたくさん参加していた大会でもありましたので「井の中の蛙にならず、大海を見る」という意味でもよい経験だったようにも思いますがどうでしたでしょうか。

ところで、このコメントを作成しながら、そろばんの大会とは関係ありませんが、ワールドカップサッカーの日本戦をTVで見て応援していましたが、予選の初戦で、日本チームが2対1で強豪ドイツを破る場面をTVのリアルタイムで見ることができました。これも大変嬉しいことですね。

満点、競技会・・・

10月の教場検定、試験場検定も終わり、教室では年3回の試験場での日商検定後の週に実施の合格級(今の練習級の1つ下の級)の満点に挑戦する「満点チャレンジ(第20回目)」に珠算6級以上、暗算4級以上の練習者は取り組みました。珠算は種目別(かけ算・わり算・みとり算)に8分毎、暗算は全部で10分という制限時間にハンディをつけてのチャレンジですので、暗算はこれまで5人ほど満点が出ていますが、珠算は合格級でも満点はなかなかでず、7年間で2人目の2年ぶりに珠算の300点満点がでました。珠算検定で満点を出しているメンバーが4人今でも在籍しているのに、合格級でも満点をとることが簡単でないということですね。今回からコンパクトですが珠算4級以上の満点者には「満点賞」として、名前入りの記念の盾をプレゼントすることにしました。ちょっとした記念になりますね。

続けて11/7~の先週に教室では「第32回全神奈川通信珠算競技大会」に取り組み58名が参加しました。種目別の理解度と基礎技能の確認ができるこの大会は年2回(5月と11月)ありますので、7級以下の下級でもわり算ができるようになった人から順次全員参加です。目標は毎回、全員が半年前比100点アップを目指しての取り組みです。全体で約1500名参加(川崎は約600名)の神奈川県下の最終結果は12月になりますが、普段しっかり練習している人の中には練習時でも半年前の5月と比べて200点から300点アップの点数となっていた人もたくさんいましたで、結果が楽しみですね。2年生~4年生の頑張りは、検定試験の合格結果でもでていますので少なくとも5人ぐらいは本番でもよい結果をだせるのではないかと思っていますがどうでしょうか。また、1ヶ月前の10月に、ほぼ対象者全員が実施のこの大会の過去問題での事前練習の成績結果学年別の正答率順)の一覧表を貼り出したところ、半年前の自分の得点の成績との比較や、友達との点数の勝ち負けなどで教室内ではちょっと盛り上がっていました気にしていないようで大半の人はやはり気になるようですね。

なお、教室は今週はフラッシュ暗算検定に約50名受験中、来週はそろばんコンクール11/23の会場大会に13名、教室での大会に14名参加です。様々な取り組みにチャレンジしていますので、それぞれ自分のできることにしっかり頑張って欲しいですね。

10月試験場検定結果(速報)

10月23日)の高津高校で受験の「日商珠算、段位認定」の試験場検定結果が発表されました。今回は、2月、6月よりもだいぶよい結果で(検定試験ですので全員が合格とは残念ながらいきませんが)合計で9人が合格2人が昇段できました。 「珠算1級」は、今回は1人受験(5年生の男の子)でしたが合格です。川崎市内で21人の合格者に入れました。「珠算2級」は、4人合格(3年、6年の男の子、4年生の女の子2人)こちらも市内で30人の合格者の中の4人です。よく頑張りました。「珠算3級」は、4人合格(3年生の男の子と女の子、5年の女の子、6年の男の子)。ただ、珠算3級は、あと一歩組も多数で、10人受験でしたのでもう少し合格できなければでした。 本番の弱さ?か、70%ぐらいはできていても、合格点にあと30点~10点のメンバーが今回も多数前回同様に、見取算のミスたくさんの失敗、わり算のミスたくさん(これは恐らく桁間違い、普段の練習時から正しく覚えていない)など。正答率80%以上は甘くはありませんね。 また、7人(珠算・暗算3人、暗算のみ4人)が挑戦した「段位認定試験」については、今回、珠算準初段、暗算初段に1名(中3生)、暗算準初段(4年生)に昇段できました。今回の成績だけでは昇段できなかったメンバーも種目別の得点はよくできているものも多く5回あるチャンスを使って、次回に昇段を目指しましょう。

今回の結果を受けて、珠算2級合格者の中の2人、珠算3級合格者の中の2人の計4人は、四種2級以上合格者(オール2級)、オール3級に到達です。(*四種は、珠算、暗算、読上算、読上暗算、5種は、四種に加えてフラッシュ暗算)さらにその中の3人は、5種2級以上合格者、3級も同時に達成です。4人とも3月の優良生徒表彰式の表彰対象者になりました。おめでとうございます。(現時点教室の暫定の3月の表彰対象者は、四種1~3級以上合格者で12人、5種1~3級以上合格者で9人(8人は四種と重複)となりました。)ただ、今回も、オール3級がかかっていたメンバーは何人もクリアできませんでした。なかなかオール3級以上合格は難しいですね。次回がないメンバーは残念ながら卒業ですが、来年があるメンバーは、次回にリベンジです。 

10月教場検定結果(速報)

先週実施の「10月の教場検定の結果」を教室の掲示板に発表しました。今回の特記事項は、年長さんから2年生のはじめての受験組の6人が、8級、9級に各1人、10級に4人の6人全員が合格できました。そろばんをはじめて1年ぐらいのメンバーばかりでしたが最後まで頑張りやり切りました。低学年の集中力アップややり切る学習の良い訓練だったかもですね。4~6級の中級メンバーも頑張り、今回も12人(受験16人中)が合格できました。4級に同時に8人(3人は8月の5級合格の2ヶ月連続合格)の合格、さらに中でも2年生が4人合格(男の子2人、女の子2人)もとても嬉しい結果ですね。

また、今回もしっかり合格種目を重ねたメンバーの4種目同時合格者が2人(2年生の男の子、3年生の男の子)、3種目合格者も2人(2年生の女の子、3年生の男の子)でした。一方で、今回も3種目玉砕のメンバーも含め、結果が出なかった人もですね。あと少しだった人も次回にリベンジです。

種目別には、珠算は、準1級はあと一歩届きませんでしたが、準2級に2人合格(5年生、6年生の女の子)です。ただ、この2人は練習ではあと少しのところでいつもできていなかったのですが試験本番はクリアです。いつも以上に集中力の増す「本番に強い」性格面でよい結果を出しましたこれもよい経験かもですね 暗算は、1級は逆に本番で失敗、2級、3級は合わせて5人4級以下の8人は全員合格です。 読上種目(読上算・読上暗算)の上級組はまだ練習不足感があり、読上算、読上暗算の1、2級は合格に届かず読上算3級が1人、読上暗算3級に2人の合格でした。4級以下は、6割ぐらいの合格者ですので良くも悪くもなくという内容です。ただ、2桁6口の読上暗算の4級に7人合格し、読上算4級も5人合格で、なかなかクリアできなかったメンバーが合格者し、どちらも一歩前進した感がありますね。

なお、21人が受験した10/23(実施の試験場検定の結果は、11/2(水)です。こちらはどうでしょうか。楽しみですね。

習いたい、習わせたい

「習い事を選ぶとき」に考えたいことですね。本人の性格にもよりますが、どちらであっても一定の期間は続けてみて、ある程度まではたどり着かせる方がよいでしょうね。

前者は「本人がやりたいという希望があり」にやってみる場合ですが、意欲が続く場合は何も問題ないですが、壁に当たってもそのまましばらくは様子を見て流すことの方がよいですね。「最初はやりたいだったことが、結果がでなかったり、壁にぶつかったりして、やりたくないと言い出したらすぐやめるとなりかねない」ことが気をつけたいことです。一度やりはじめたら一定の期間(少なくとも2年ぐらい)、一定のレベル(目標の最低レベル)までは続けた方がよいことが多いですね。どのようなものでもレベルを上げるためには「一定の期間とそれなりの努力が必要」になってきます。この「壁をクリアする、突破するの経験」をさせずにすぐやめるを繰り返すことは避けた方がよく、中途半端は身につかなくなる可能性の高い習慣の典型です。これは「合っていないのではなく、努力することができない」の方が多いからですね

後者の「習わせたい」ことの場合は、「本人の意思とは無関係ですので意欲なしやなかなかやる気にならないままやらされ感でやり続ける場合」がありますね。これは「親の長期の目的があって取り組んでいる」のですから、この場合にも本人が何を言おうがなかなかうまくならなくても一定の期間やレベルまでは様子を見て続けさせるの方がです。よくやってしまう途中で挫折して他に目を向けてそちらにの「隣の芝生はあおい」のやり方はこれも何事も習得できなくなる可能性のある習慣ですね。この場合も「遅々としてレベルが上がらなかったり、進まなかったとしても一定の期間やレベルまではやり続けさせる」が大事でしょうね。ここまでいかなければやめさせないということができるならその方がよいでしょうね。

どちらも「今を考えるのか、将来を考えるか」の違いでもありますね。どちらがよかったかは、楽器やピアノの奏者やスポーツの選手のインタビューでもよく聞く話の「最初は全くやる気がなかったのですが、途中から面白くなってそれが今まで続けてきたらいつのまにか・・・」などですね。経験や努力が全く無駄になることはなく、どのようなものも縁あってものですので続けてみるが何かを習得するためには必要なことなのでしょうね。

今とこれから。継続努力ですね

これからの入学者も予定されていますが、夏休み前後から入学の6人の新しいメンバーもだいぶ教室での学習に慣れてきていますね。「そろばん、算数の練習帳、パソコン、育脳教材」を反復学習していますが、少し難しいところに来てもゆっくりでも構わないので進んでいくことでよいですね。「学ぶことは、慣れも大事」な学習方法です。柔道での「乱取り」ようなものです。「数をこなすことで習得できることを軽視しない」ですね。練習を怠らなければいつのまにか身についてきます。2部のメンバーを見れば明らかですね。そういうものですね。

1か月後の10月の検定試験の申込も手続きをしました。今回もたくさんのチャレンジ組がいますね。中でも、昨年から今年の前半入学の1年前後の学習者の初心者クラスの「年長さんから2年生の6人がはじめての検定に挑戦」です。「受験をする」と決めてからの学習姿勢、意識に大きな進歩がみられます。やはり、具体的な目標が定まると違ってきますね。あと、一か月しっかり努力して最初の検定をクリアしてもらいましょう。上級者の試験場受験組の21人は正答率の向上に向けての学習に入っています。珠算は正答率80%以上が必要ですが、同じ間違いを繰り返すメンバーは危険ですね。「自分で間違いに気が付けない直せない」ではです。あと一歩組に共通するクリアできるかできないかのポイントですね。9月末のフラッシュ暗算検定もたくさんの受験者です。こちらもしっかりとですね。

11月には「そろばんの競技大会」が2つあります。技能を確認する検定試験とは違った自分の実力を試す良い機会でもありますね。年二回(5月、11月)の「全神奈川県通信珠算競技大会」は、わり算ができるようになった人から順番に全員が参加します。順位を争う上位陣以外は、この大会は半年間でどれだけ技能を伸ばせたかを確認するためにとてもよいものですね。「ライバルは半年前の自分」ということです。もう一つの毎年開催の「そろばんコンクール」はすでに1回目の選抜練習問題を行いました。教場内での「参加基準点(教室ではA基準といっています)」をまずはクリアですね。会場大会への推薦基準のB基準をすでにクリアできた選抜組は、11/23(水・)の大会に参加できるならば、個人総合競技だけでなく、読上算、読上暗算、フラッシュ暗算の競技もありますので腕試しをしてきてみましょう。去年の参加者は入賞できた競技も多く、とても楽しみにしているメンバーもいるようですので、今年はどうなるかですね。

考え方、取り組み方での違い

次のようなことはどのように感じますか? あるいはどちらでしょうか

試験で合格できなかったとき「まだ受けるべきでなかった、無駄になった」というような話を聞いて「そうだよね」と感じてしまう人も少なからずいますね。努力を全くしなかった場合は別ですが、ちょっと残念に感じてしまうことです。受験日までに日にちがない場合で直前に申し込んだときはそうかもしれませんが、少なくとも1ヶ月以上ある場合「それまでにどうする、頑張る」という目標に向けて努力してきたことが無駄と考えてしまうのはどうかということですね。 結果だけを見ればわからないではないですが、その面だけを見ることはちょっと共感できないですね。努力をしてきた場合、その過程でに学べる事、学ぶことがたくさんあり、時間がなければ身につかないこともありますよね少なくとも申し込まなければやらなかったことをしてきているはずです前向きに考えるかどうかの違いかもですね。どうでしょうか?

また、以前にも伝えたことがありますが、これまで経験したことがないことに出会ったときに、「やったことがないからできない、やれないからやらない」というものどうでしょうか。「やったことがないから、やった方がよい、やってみよう」の方に共感してもらいたいと思いますがこれもなかなか難しいのかもです。知的好奇心の高さというのは知らないことに出会ったときに自主的に知ろうとする働きの高さと思っています。教室でもやったことがないレベルの問題に取り組むときにすぐに「やれない、やらない、思考・行動停止」の人と「ダメでもやってみようとする人」に分かれます。どちらが成長が早いかは後者の方がやはり多いですね。そろばんの読上種目などの練習の時にも「自分の対象の問題だけ取り組み、レベルの高い問題をやらずに遊んでいる」という人もいますね。これもやろうとする人に軍配があがりますね。モチベーションが高い人に共通する価値観かもですね

もう一つ、現在、個人指導で80歳を超える方のそろばん学習を月2回各1時間指導しています。「認知症対策にそろばんがよいと聞いてそろばんをやってみたい(そろばんの経験者です)」という個別相談があり、昨年の5月から1年半ほど続いています。これまで全く休みなく片道30分ほど散歩しながら通ってきています。制限時間内練習はしていませんが、珠算技能は3級~4級レベルになり、暗算も5級レベル、さらにやったことのなかった読上算、読上暗算にも取り組み、とうとう読上暗算の3級の練習問題(読み上げられた2桁の10個の数字を頭の中で計算)では合格点をとれるようになりました。これも「やれないと考えず、嫌がらず、拒絶せず、やってみようとし続けた結果」ですね。全く挑戦しようとしない学習者やちょっとできないと難しい、嫌いと言ってやろうとしない学習者もいることと比べて、見習ってほしいですね。何歳になってもやろうとすればできるようになる可能性があるということの証左でもありますね。