夏休みの間に

とても暑い日々が続いています。先週に実施の教場検定の結果は6日の水曜日に発表ですが、この学校の夏休み中に是非とも様々なことに取り組んでもらいたいと思います。 特に、時間が取れるときに、「 やったことのないこと、マスターできていないこと 」などに、時間を有効に使ってですね。時間は平等にありますが、有効に使った人と無駄に使った人では同じ時間でも価値が違いますので。

さて、そろばんに関しては、今週一杯で来週は1週間お休みですが、検定試験も終わりましたので、今週から全員、各自別にテーマを決めています。珠算4級合格レベルクラスは、昨日要綱が届いた、11月の「そろばん・あんざんコンクール」の選考に入ります。学年別の実力試しです。「 珠算技能、暗算技能、読上算技能、読上暗算技能、フラッシュ暗算技能 」の基準で選考です。特に、「 スピードと正確性 」を問います。 それ以外の人は、フラッシュ暗算の検定にチャレンジ組み、珠算や暗算の種目別の弱点克服組み、はじめての暗算に挑戦組み、初級卒業スピードアップ組みなど。

また、そろばんとは直接関係ありませんが、この夏休み中に読書量を増やして、国語力もアップしてもらいたいものですね。 算数の文章題をしっかり読み取れる能力(式を立てることができる能力)のためにです。いかに計算力がそろばんで磨かれても、計算問題以外の文章題で式が立てられないでは「残念な状態」になってしまいますので

どちらにしても、例年この8月に各自のテーマをクリアした人は、何もしなかった人とは大きな差がでてしまいますので、是非とも頑張ってみましょう。

 

そろばんの年間イベント

年間の予定を把握していると計画が立てやすくなります。そろばんの大きなイベントは、「検定試験と競技会」です。それと川崎では、「優良生徒表彰式」が3月にあります。 検定試験は、技術の習得レベルのチェックで、競技会は、腕試しのように考えればですね。また、表彰式は、1年間の努力表彰です。 習い事を検討の際の参考として。

検定試験は、川崎にある当教室では、数月(2・4・6・8・10・12)に教場での検定試験があります。商工会議所の珠算3級以上の試験場検定は、2・6・10月の4ヶ月毎になります。 検定合格を目指すとなると、このスケジュールを考えてとなりますね。 例えば、今の学年のうちに珠算3級以上をとる目標ならば、10月と2月しかありませんので、どうすれば合格できるか今とのギャップを考えて努力する計画をたてるとなります。

競技会(*)は、当教室では、「 ①4月に全川崎珠算競技大会、②5月に県の競技会、③6月に神奈川県の通信珠算競技大会、④7月に全国あんざんコンクール、⑤11月に全国そろばん・あんざんコンクールと⑥2回目の神奈川県通信珠算競技大会 」 に参加しています。(*参加対象者は選考です。①は珠算3級以上、②は県選考の対象者、③と⑥は、教室内模擬テストで一定得点獲得者以上、④は2級暗算以上、⑤は珠算3級、暗算2級以上レベル。ただし、③と⑥は教室で1/3ぐらいが参加です。)  競技会のこれらに参加する理由ですが、 スピードと正確性を問われるそれぞれ内容の異なる競技会に向けての練習が、検定試験を含めた技量向上に大いに役立つことが 参加の目的になっています。当然、競技会に参加し、入賞でき、トロフィーや賞状をもらえればそれもよい経験になるからでもあります。

優良生徒表彰式は、他の模範になる生徒の表彰(本部・協会)と、この1年間(1月~12月で評価)で、四種(珠算・暗算・読上算・読上暗算)3級以上合格になった人が一人ひとり表彰されます。誰でも該当する級に合格すれば対象になれるものです。

習い事のなかでそろばんは、長い歴史がありますので、このように計画化されているのが、そろばんのよいところでもありますね。教室ごとに検定や競技会などには違った考え方はあるとは思いますが、当教室では、将来に役立つ、使える技量向上を目的とし、できるだけ短期間で基本をマスターし、勉強や日常のほかでも活かせるようにと思います。必ずしも、そろばんの検定合格などがゴールになることはないですので。

あんざんコンクール結果

本日、7月の第2週に行いました「全国あんざんコンクール」の川崎の結果が届き、一覧表はいつもように教室に貼り出してあります。 教室からは、10名(昨年7名)の参加で、結果は、「金賞5名、銀賞3名、銅賞2名」で、金賞の5名は一覧表に名前が載っています。

学年別での競技ですが、一人ずつ参加の中学1年生は川崎トップの優勝、4年生はトップと同点の2位で、ほか、6年生2人、中学2年生1人の昨年参加の5人は昨年に引き続き上位に入り、金賞となっています。はじめて参加の4年生3人は銀賞をいただきました。

今年も昨年同様の入賞ができたこともですが、一定のレベルに到達し、どの競技会も参加できるメンバーが毎年増えていることが何より嬉しいですね。次ぎも頑張りましょう。

技能の維持のために

今年もたくさんの新入生が入り、前半に入学の低学年ではそろそろ初級を卒業する人、3・4年生の早い人は6級のレベルに届いています。 まだ、集中して取り組めない人もいますが、各自のペースで進んでいます。来週末にも8月の教場検定試験が入っていますので、挑戦する人は気を抜かずに頑張ってもらいたいと思っています。

ところで、学校の多くが夏休みに入り、帰省をしたり、遊びに行ったりあるいは、夏期講習などでそろばんを1週間以上休む人もでてきています。久しぶりにでてきて問題を解くと珠をはじくスピードが落ちていることに気がつくはずです。時間内にできた問題数でもわかります。初級の場合には、数日でも同様の場合もあります。

そろばんは「技能」です

全く使わなければ処理スピードは間違いなく落ちます。正確性も同時に落ちてしまうこともあります。例えば、そろばん3級を合格したとしても使わなければ速度や処理能力はその下の級以下にすぐになってしまいます。(そういうことからそろばんも暗算も2級以上を推奨しています しばらくやっていなければ、うまく体が動かないスポーツなどと同じですね。

ですので、合格級の技能レベルを維持するためには、日々の中(例えば買い物や学習の中)に組み込んでおくことが大事ですね。使えない技術にならないようにです。

 

自分で考える習慣

最近は、何も考えずに、答の導き方のやり方だけをすぐに聞くという人が増えています。結局、すぐに答えだけもとめてやり方は理解しないまま・・・。 「穴埋めの答えだけで、本質理解と、考えることを放棄した習慣」で残念なことですね。

似た事例に、そろばんだけではありませんが、何事にもなかなかやり方をマスターできない人がいます。 例題を教わっている時はできたように見えるのですが、自分一人でとなると間違えます。 本質的に理解できていな場合に多い事象です。 人に連れられてあるところに行ったとしても、一人ではその行った場所に辿り着けないことと同様です。自分の意思を持って物事を進めているかどうかの違いかもしれませんね。

最低限覚えなければならないことは覚え、覚えたことを理解し、まねたり、工夫して使う、これができるようになることが必要です」が、わかる(わかった)ということを飛ばして答えだけで、求め方は感覚的に間違って覚えたり、自分のやり方に固執し続けるという人に多い状態です。 しっかりと 自分の意思で「考える習慣、覚えたことを正しく使う習慣、こういう訓練がとても大事」 ということですね。

また、教えてもらうだけ、教わるだけの勉強の仕方ではいつまでたってもレベルがあがりません。やり方やコツを最初は習うで全く問題ありませんが、次にはそれを正しく使う、使ってみるということができてはじめて力がつくものです。そのためにも、ものごとを理解し、自分で考える習慣をつけること、それが基本にあります。以前にコメントのポジティブシンキングとともに、こういう点についても気をつけたいものですね。

6月試験場検定の結果から

6月の段位(珠算・暗算)と珠算の試験場検定の結果を教室に張り出しました。今の教室の上位陣も頑張りました。 2段位は認定、1級の受験者は皆、合格しました。 2級、3級の受験者は、合格圏に届いていたメンバーが合格です。おめでとうございます。

さらに、今回の結果を受けて、四種(五種)2段位以上合格、四種(五種)2級以上合格に2人が届きました。こちらもおめでとうございます。

今回合格点に届かなかった人もあと少しというところでした。1級~3級は、240点(80%)以上の得点が必要ですが、ほとんどのメンバーが75%~60%ぐらいの得点ですので、次回10月には、スピードと正答率を上げて再挑戦ですね。頑張りましょう。

 

6月の教場検定結果

6月22日の試験場検定の結果は今度の水曜日ですが、その前に教場検定の結果が25日(水)に発表となりました。 四種目合格者15年生)、三種目合格者32,3,4年生)を筆頭に、その4名以外で今回の合格で四種3級以上合格者1名(中1)、四種4級以上合格者2名4年2名)になりました。とても素晴らしいですね。多くのメンバーがトータル的に能力がついてきている証明です。

検定結果の内容は、珠算4~6級の中級者と7級が次々と合格し、8月にも続けて上の級に挑戦できるメンバーも多数です。そして、すでに8月検定の申込みを積極的にしています。 短期間に努力をし、さらに挑戦しようとして、あっという間に3級が見えてきている人が多く、とてもうれしいですね。 暗算、読上暗算の暗算種目も優秀な成績でほとんどの人が合格しました。読上算は上級は残念でしたが、中級以下はほとんど合格で、昨年入学の3年生の頑張りが目立ちました。

次は、2日の試験場検定の結果です。こちらも合格圏組はだいぶ感触がよかったように聞いています。ボーダー、追い込み組の中にも合格に届いた感触のある人もいるようであとは、試験場ですので普段の90%ぐらいの得点と考えなければですが、どれだけの正答率を本番で出せたかです。 姿勢としての「努力と挑戦」、技能としての「スピードと正確性」、とても大事な内容ですね。

 

通信競技大会結果と検定試験

5月に行われた通信競技大会の結果が今年も少し早く届きました。教室に張り出しています。全県で1480名を超える参加者の中で、県30位(川崎4位)とチャレンジ度成績10位の2名が賞状をいただきました。 参加の25人の成績を確認し、8名の新規参加者を含めて多くのメンバーの頑張りが手に取るようにわかる内容です。ただ、上位の順位は、今回多少変わっています。しっかり各自が内容を確かめ、次回にいかしてらえたらと思います。次の11月から参加できるメンバーもたくさんいますので、しっかりと努力を継続してもらいたいものです。

また、今日の高津高校での試験場検定で6月の検定は終了しました。木曜日からの教場検定の結果は来週ですが、試験場検定の上級の結果はその翌週です。

合格圏に届いていたメンバーは、正確性が伴なえばきっと合格するでしょう。 そしてあと一歩あるいは、ボーダーにいて追い込みをかけていたメンバーはスピードと正確性の最後の努力の結果が良い方になればです。 一方で、怠けていたりあきらめていたメンバーはもう一度意識改善からですね

どちらにしてもこれまでの練習の状況からは、恐らく多くのメンバーが進級するはずですので結果がとても楽しみです。また一歩先に進んできましょう。

ドラマ、ワールドカップ・・・週後半からは検定です

昨日、4月、5月に撮影をしたとなりのマンションを使った土曜ドラマの1回目が放映されました。残念ながら教室は映りませんが、今回は、全景の画面の中で3回ほど建物だけは映りました。撮影を少し見ていましたので、まだ、次回以降でもいろいろな画面があるはずです。どういう映像になるのか少し楽しみですね。 また、ブラジルでのワールドカップが始まり、今まさに1回戦を行っています。簡単に勝たせてもらえませんが、是非ともまずは予選を通過してほしいものですね。

さて、そろばん関係の今後のイベントは、「木曜日、金曜日の教場検定」と次ぎの日曜日の「3級以上の試験場検定」です。前回のコメントの通り、あきらめずに、ポジティブシンキングで最後の追い込みに頑張ってもらえたらと思います。

また、来月7月の「あんざんコンクール」の練習を時々入れています。ここでも、何人もが一気に成績を上げてきています。特に、次ぎの世代のはじめて参加組の4年生の成長がとてもうれしいですね。そろばんの技能は間違いなく努力をすれば伸びるものです。この内容もとても楽しみですね。

 

ポジティブシンキング

検定試験が近づいていますのでここで一つの思考パターンについて考えます。それは、物事を良い方へ考えるか、悪い方へ考えるかです。例えば、珠算の合格点は、210点や240点ですが、今、160点ぐらいのところにいたとします。あと50点あるいは80点足りないことを、あと少しと考えるか全然届かないと考えるかの違いです。よく他にたとえられるのは、半分のコップの水の量をどう考えるかなどでも使われますね。

1ヶ月少し前には100点もとれなかったのが、今ここまで来ているとなれば、あと少しで届くと考える人と無理と考えて頑張りをやめてしまう人で大きく違ってきます。前者がポジティブ、後者がネガティブということでもあります。前者であれば、道が開ける可能性がありますが、後者では進むはずがないですよね。これは何事もにも共通です。

ついでになりますが、あることを「やるか、やらないか」を考えるときでも好ましい行動パターンがあります。 「やる(やってみる)」は問題ありませんが、「やらない」の場合にも「 やれるのにやろうとしない 」という「 やらない 」と、様々な事情での「 やれない 」では大きな違いがあります

この場合の前者は、明らかにネガティブ思考の行動ですね。最初からやらない(努力をしない、改善しない)行動パターンです。 そして、重要なのは 「やれない」場合でも、「どうしたらできるのか」を考え、できる方法(どういう形ならできるか)を考えるのが好ましい行動パターンと考えています。条件さえそろえばできるということです。

要は、何事もまずは「 やってみようとすること 」それがより良い方向へ進むポイントですね。 最初から「無理(できない)」と考えてしまうとか、「面倒だから」とか、「やらない理由を考えて」やめてしまえば、もう進歩は止まります。こういう行動パターンは戒めたいものと思っています。いかがでしょうか。